■カワイイだけじゃなく実力も本格派
まず人気の理由その1。とにかくカッコよくカワイイデザイン!
「クルマの購入動機は見た目が8割」というのは、私がこのお仕事を始めてからずっと言い続けている格言?! なんですけど、四角いボディにまぁるいお目目というのは、甘すぎない程度のかわいらしさがあり、生き物っぽく愛着が生まれやすい、絶妙なフレンドリーデザインだと思うのです。
特に軽自動車は、あらゆる分野のクルマの中でも、毎日を共にする相棒感が強いカテゴリーですよね。ということで、ここでまた、私の格言!? その2が登場するわけですが(笑)、「心通わせられるものには愛冠がつく」。つまりクルマには「愛車」と愛がつけられる。だからこそ、軽自動車には愛着感が非常に大切。この点ハスラーは満点なんです♪
そして、実は見た目だけではありません。機能性とデザイン性が融合しているところがスゴイ。ハスラーはSUVにカテゴライズされるのですが、180mmの最低地上高を持ち、アプローチアングル29°、デパーチャーアングル50°と、かなりの本格派。何を隠そう、カッコだけの街乗りSUVだと、このアングル角の数値を発表しないモデルも多いので、これは自信の証拠なんですよね。
また、4WDを選べば3つのモード(スノーモード、グリップコントロール、ヒルディセントコントロール)が追加され、SUVらしい「遊べる用途」を支援します。見かけだけじゃなくて走破性も高い。アウトドアでも大活躍。本格派なんですね。
この自信と実力を持ってタフなところに行けるからこそ、枝葉などが引っかかりにくいスクエアなカタチを持ち、バンパー下部やタイヤハウスは傷が目立ちにくく、万が一の時でも対処しやすい樹脂製を採用しているというわけなんですよ。カワイイだけじゃなく、しっかり意味を持ったデザインだからこそ、老若男女多くの方に求められているのではないか。さらに、さまざまな趣味に応えられるよう、アースカラーからポップカラーと多様なボディカラー、さらに塗り方もワントーンからツートンまで揃っているので、幅広い方に愛着を持って選んでいただけているのではないかと、ワタクシ思っている次第です。
さらに、ルーフレールや専用のメッキフロントグリル、「HUSTLER」アルファベットエンブレムなどが採用された特別仕様車「J STYLE」が、先代に引き続き大人気なのも、より自分だけの1台が欲しいというニーズの表れだと思うんですよね。まさに愛車です。
■室内の使い勝手で車中泊だって余裕しゃくしゃく
続いて人気の理由その2。
快適性と機能性が融合した居住空間です。ハスラーの特徴をわかりやすく説明するため、王道を覆して後部座席空間から始めますが、とにかく快適性が高い。
昔からスズキの軽自動車は、後部座席が5:5分割でスライドするものがほとんどなのですが、まず乗員MAXにすると、両手を前に伸ばしても前席の背もたれにはるかに届かないくらい広い。しかも着座位置に、前席よりも一段高くなるシアターレイアウト方式が採られているので、見晴らしがいい。これ、外から見るより座ってもらった方が、驚くこと間違いナシなほどの広々感があります。
続いて、荷室MAXにしましょう。SUVって意外と荷物が積めないと言われるのですが、目を見張るほどの容量を確保できます。しかもその容量調整がラゲッジルーム側からできるので、いざ荷物を積もうとしたら入らなかった~、なんていうシーンでも、いちいち前方に回り込まずともそのまま操作して積むことができる優れものなんですよね。
さらに後部座席の背もたれを前倒しすると、完全なフラットスペースが登場。しかも広い! しかも背もたれの裏側も含めすべてが、汚れや水分をふき取りやすいワイパブル仕様になっている! 少々汚れているものを気にせず積んでも、あとでお掃除簡単なのはSUVだからこそ特に嬉しいですよね。ちなみに助手席背もたれも前倒しできますから、車中泊だって余裕しゃくしゃく。そんな車中泊時にも、ゴミ袋下げたり、飲み物置いたりと、助手席背もたれのテーブルは大活躍してくれそうです。
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