業界の革命児 2年目で続く快進撃 スズキハスラーはなぜ売れ続けているのか?【PR】

■なんだかウキウキワクワクしながら遠出したくなる

 さて、いよいよ人気の理由その3。

 運動性能に参りましょう。発進前にまずはドライビングポジション。身長約160cmの私でも、しっかりとポジションが取れるというか、もっともっと小柄な方でもOKというくらいの余裕があります。メーター上部もフラットになったので、小柄な方は先代よりももっと視界の確保がしやすいかもしれませんね。

 そして、これはクルマにとって、いちばんの大切な効能かもしれません。ハスラーってなんだかウキウキワクワクしながら遠出したくなる、エナジードリンク効果を持っているんですよ~。これは運転中ずっと眺めることになる、インテリアデザインもそのひとつかもしれませんね。ボディカラーに合わせて設定された差し色がビタミン剤のごとく上手に効いていて、なんだか笑顔にさせてくれるんです。あっそうそう! インパネのいちばん左側のボックスは蓋を開けるとテーブルになります。クルマって意外と平らなところがないので、とっても便利なんですよね。

乗ると遠くへ出かけたくなる。軽自動車でそういう雰囲気と走行性能を持っているのってすばらしい!
乗ると遠くへ出かけたくなる。軽自動車でそういう雰囲気と走行性能を持っているのってすばらしい!

 さぁて、前置きが長くなりましたが、エンジンを掛けましょう。すると、大画面センターディスプレイに、クルマの周りの様子をグルリと一周映し出してくれます。運転席から見えないとこに障害物があったり、ショッピングモールの駐車場なんかで小さな子がしゃがんでいたりすると大変ですから、これは素晴らしい機能です。ちなみにこの大画面ディスプレイナビゲーションシステムは、検索は早いし、スマホも繋がるし、テレビも見れちゃうしと、至れり尽くせりでございました。

 と、またまた話が逸れましたが、発進直前に障害物をディスプレイで確認した後、アクセルペダルに足を乗せると、グイッとペダルを踏み込まなくてもジワリと適度な感覚で発進してくれます。ハスラーは全車マイルドハイブリッドモデルなので、今回のNA×2WDでも、想像以上にパワフル。

 今回、高速巡行でも床までアクセルペダルを踏み込むシーンは一度もなかったのには、ちょっと驚かされました。もちろん、これがターボモデルだったらより力強いのは言うまでもないですし、全車速での追従機能を備えたアダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線逸脱抑制機能も付いてきます。4WDだったら荒れた路面はもちろん、雨の日の安定感もさらに増します。最近はゲリラ豪雨なんていうシーンも多いですし、雨の日こそクルマでお出かけしたかったりしますから、個人的にはターボ×4WDモデルがオススメだったりしますが、より燃費にこだわるという方には、2WD推しかな~。

 ハンドリングはハッキリ言って文句ナシです。スズキのクルマは、ハンドルを切ったらスッとクルマがリニアに動いてくれるのが特徴のひとつだと思っているのですが、ハスラーのハンドリングもしっかりテイスト。グニャグニャした感じがないので、安心して適格なハンドル操作がお約束できます。

 実は、最低地上高と全高が高いSUVは、当然重心高も高くなりがち。さらに軽自動車は全幅の規定があるのでトレッド幅も限られるため、安定感を出すのは難しいはずなんです。そんな中ハスラーは、つま先立ちした感じや、重心高の高さを感じないので、フラフラした感じもない。高速道路の車線変更や、ランプウェイのカーブでもヒヤリとすることがないので、安心して遠くへお出かけできると思います。

 これだけの実力があって、そのうえ安全装備もばっちり。夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」に加えて、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能を装備。さらに、後退時ブレーキサポートと後方誤発進抑制機能、一時停止標識の認識を追加した標識認識機能も採用しています。

 ちなみに、後部座席も静粛性も高く、前後席の会話でも聞き返すことがないくらい静かなので、まったくの疲れ知らず。乗り心地もなかなかの高レベルでした。背もたれを倒すとフラットスペースが生み出せるシートは、クッションが薄かったり、座面形状がイマヒトツなものが多いのですが、ハスラーの場合クッションストロークがたっぷり取られているので座り心地も大満足。

 景色も乗り心地もすこぶるよろしく、今回ご同行していただいた、実はクルマ酔いしやすいという編集長T氏もまったく酔わずに、楽しいドライブがご提供できたことをご報告しておきましょう(笑)。

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