環境問題に対応するため、世界的に電気自動車(EV)の需要が高まっている。そんな中、日産から軽自動車タイプのサクラとSUVタイプのアリアが発売され、注目を集めている。
それぞれが搭載するナビゲーションシステムにはTVチューナーが搭載されているが、走行中は音声のみとなってしまうため映像を見ることができない。同乗者にとってみれば、そこが不満点だろう。
データシステムから発売中のTV-KITを使えば、そんな不満も解消できる。EV専用Nissan Connectのテレビチューナーが走行中に楽しめるTV-KITをご紹介しよう!
文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、データシステム
■ナビ使用時にはスイッチでTV-KITをキャンセル
カーボンニュートラル時代を見据えて、EV(電気自動車)が高い注目を集めている。そんな中、日産ではEVの普及を狙った軽自動車タイプのEV、サクラが2022年6月に発売された。日産ならではの自動運転技術プロパイロットを有するなど、本格派のEVだ。
そんなサクラには9インチナビゲーションシステムが搭載され、地デジの番組を楽しむことができるのだが、当然走行中はNGだ。助手席や後席の同乗者にしてみれば走行中も映像を見たいはず。
データシステムから新発売された「TV-KIT」があれば、そんな不満も解消される。サクラ対応の「NTV434」を装着することで走行中の地デジ視聴が実現する。同時にその他のタッチパネルの操作も可能となる。
ただしTV視聴中は自車位置が不正確になるため、ナビやプロパイロットが使用できない。しかしプロパイロットのスイッチを押して作動灯が点灯すると、TV-KITが自動的にオフになる機能が搭載されている。もちろん付属のスイッチによるオン/オフも可能だ。
■日産 アリア用TV-KITも新発売!!
さらに5月に発売された最新EV、日産アリア対応のTV-KIT「NTV431」も新発売となった。こちらは12.3インチのワイドディスプレイ装着車で地デジ映像を楽しむことができる。
特徴はデータシステムの独自技術とノウハウにより、TV視聴中も自車位置が取得可能となっていることだ。そのため、TV-KIT使用中もプロパイロットが使用可能だ。
両製品ともに取り付けは純正のカプラーにつなぐだけなので、配線を傷つけることがなく安心だ。注目の価格だが、1万9800円(税別)とお手頃で、コスパは抜群なのだ!
コメント
コメントの使い方