■轍になった凍結路も安心して走れるブリザック VRX3
本郷 清津峡よかったですね。ピストンさんと一緒というのが残念でした(笑) しかし、トンネルをアートにするなんて凄いですよね。
西沢 こっちも本郷さんと一緒じゃなきゃよかったけど、宿はよかったね。「日本秘湯を守る会」に入会している露天風呂もよかったし、やまめに山菜に、本場のコシヒカリを使った食事も最高。素朴だけど、幸せな気持ちにしてくれたよ。
本郷 ハイ。それにしても朝は寒いですね。昨日のワインディングに向かっていますが、外気温3℃ですから、間違いなく凍ってますよ。
西沢 きたよ、きた! やっぱり凍っているよ。まずは上りから行くよ。お、接地感があってしっかりグリップしてくれるね。氷の轍に乗った時は一瞬緊張させられるけど、急なステアリング操作さえしなければ、切ったステアリングの方向にクルマが曲がっていってくれ、なんの問題もないよ。
本郷 ほんとうですね。横に乗っていても安心感があります。下りのブレーキはどうですかね?
西沢 (Uターンして)さあ発進。ちょっとブレーキをかけるよ。(ギギ!)下りでも気持ちゆっくり走れば特別な操作は何もいらないから、初心者や運転が得意じゃない人にとっても安心感があるはず。
本郷 車重が2トン以上あるSUVですから、凍った路面での下りのブレーキングはイヤなものですが、不安感はまったく感じませんでした。ピストンさんのブレーキングがうまかったからかもしれません。
西沢 そんなことないよ。ずぼらにブレーキしただけだよ。じゃ、もうちょっときつい勾配の下りを走ってみよう。
本郷 え、まだ行くんですか!? 4L(プラドだと4HL)も試そうというんですね。
西沢 ほんとうにツルツルのアイスバーンだと4Lにしてそろりそろりと降りるしかないんだけど、どうだい、ここは。4Lにしてさあスタート!
本郷 スピードをコントロールできる4Lがあると、こんな時にありがたいですね。それにしても不安なく下っていきますね。
西沢 SUVは高い走破性があるけれど、重さがネックだから雪や氷の道を走る時は、そのことを頭に入れておきたいね。
東京から新潟県十日町市の清津峡までおっさん二人が道草しながらドライブを楽しんだが、ブリザックVRX3の性能は思った以上だった。
ドライ、ウェット、スノー、そしてアイスと試したけれど、ドライやウェットではサマータイヤとそん色ない走りを見せ、スノーとアイスでは安心感があって、ストレスのないドライブが楽しめた。快適な旅となったのは、ブリザックVRX3のバランスの高い性能のおかげと言えそうだ。
なお今回480㎞ほど走って燃費は7.8㎞/Lとプラドの2.7LガソリンモデルのWLTCモードが8.3㎞/Lだから経済性も上々といえそう。
大型SUVからミニバン、軽自動車まで幅広いラインナップを誇るブリザック VRX3、間違いのない選択です。
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