トラックの自動運転技術を開発している米国のトルク・ロボティクスは、ドライバー不在の同社の無人トラックが製品としての検証をパスしたと発表した。技術実証ではなく製品としての評価のため、今年初めより閉鎖コースを走行させたという。
日本を含め世界的にトラックドライバー不足が深刻化しており、輸送力の維持・確保のため自動運転システムへのAI(人工知能)技術の応用も期待されている。こうした技術を統合し、製品化に向けたハードルを越えた同社は、2027年の商用化に向けて大きな一歩を踏み出した。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/Torc Robotics