来春のタイヤ車外騒音規制にも適合
今回の改良では、サイバーセキュリティ・ソフトウェア更新とはまったく別の保安基準に適合させるべく、OE装着タイヤの選定が行なわれている。
2026年4月1日スタート（対象：継続生産車）のタイヤ車外騒音の新基準値に対応したもので、国連協定規則・UN-R117.02に準拠した規制値（トラクションタイヤ75dB、その他73dB）に適合させている。
このほか、従来のバイアスタイヤ装着モデルでは、タイヤのサイズ表記がメトリック（ISO式）へ統一化されることに伴い、カタログ等での記載も変更となった。
例を挙げると、2軸4×2駆動セミトラクタ（クオンGK／ギガEK）では『11R22.5-14PR→285/85R22.5 143/140J』、3軸6×4駆動フルトラクタ（クオンCW／ギガSW）では『11R22.5-16PR→285/85R22.5 146/143J』および『11R22.5-14PR→285/85R22.5 146/143J』となっている。
なお、今回の改良を機に車両価格を約7％アップした。改良によるコスト増、国内外での物価上昇、為替の変動などを反映したものとしている。
【画像ギャラリー】見た目は同じ中身はサイバー対応！ 新保安基準適合のUDクオン／いすゞギガトラクタ（8枚）画像ギャラリー
