三菱ふそうトラック・バスは、新たなグローバル拠点「ふそうテックセンターインディア」(FTCI)をインド南部のカーンチープラムに開設した。同社が世界規模で行なっている製品開発と生産、アフターサービスなどの各種業務をサポートする拠点となる。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/三菱ふそうトラック・バス、ダイムラートラック、フルロード編集部
海外向けモデルのグローバル開発拠点
三菱ふそうでは、開発、カスタマーサービス、コストエンジニアリング、IT・デジタルソリューション、調達などさまざまな業務をグローバル規模で行なっているが、FTCIは、これらの業務プロセスを横断的にサポートする組織として、この3月に新設したものだ。
FTCIの本拠地は、インド南部タミルナードゥ州のカーンチープラムに所在する。同州には、ダイムラートラックの新興国向けモデルの開発・生産拠点であるダイムラーインディアコマーシャルビークルズ(DICV)があり、このDICVの一部で担っていた業務機能についても、FTCIへ移管した。この業務機能については、三菱ふそう専属の組織として再編・統合しているため、DICVの業務には関与しない。
FTCIのオフィスは延床面積2847平方メートルで、デザインスタジオ、HIL(ハードウェアインザループ)テスト機器、診断ラボなどの設備を完備する。同社広報部によると「三菱ふそうのグローバルな製品開発・検証機能を高度化し、開発スピードと品質の向上を図るためのもの」とし、特定の地域を対象としたトラック開発に限ったファシリティではなく、あくまで三菱ふそうのグローバル業務をサポートする組織としている。
なお、同社は4月からダイムラートラックとトヨタ自動車の合弁会社アーチオンの傘下となるが、三菱ふそうの新興国向け中大型トラックの開発・生産で連携してきたDICVとは、生産委託という形態にはなるものの、引き続き協業していくという。
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