トーヨータイヤからトラック・バス用スタッドレスタイヤ「ナノエナジー M976」が登場した。同製品は低燃費性能・低メンテナンス性能重視型のスタッドレスタイヤで、2026年9月より順次発売する。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/トーヨータイヤ
新型スタッドレスタイヤ「M976」の特徴
今回発売する「M976」は、独自のゴム材料開発技術とトレッドパターン技術によって低燃費性能と耐摩耗性能を高め、さらに氷雪上性能も向上させたトラック・バス用スタッドレスタイヤである。
製品開発では、トーヨタイヤ独自のゴム材料開発基盤技術「ナノバランステクノロジー」のナノ加工技術「ナノコンポジットポリマー(NCP)」を採用し、ゴムの補強効果に優れた特殊カーボン(フィラー)を均一に分散させている。
これにより車両走行時にタイヤ内部で発生するエネルギーロスを抑制、転がり抵抗は従来品「M966」比で5%低減した。
また、耐摩耗ポリマーの採用により、タイヤ変形時に発生するゴムへのダメージを抑え、耐摩耗性能が7%向上した。
さらに、NCPによって実現した均一なポリマーの補強効果により、ブロックに適切な剛性を持たせることで氷雪路面への密着性を高めている。
いっぽう、パターン設計では、ブロック内にサイプと呼ばれる波状の細かな切れ込みを高密度に配置したことで、アイス/スノー路面をしっかりと捉える高いグリップ性能を発揮。アイス/スノーともに制動距離を4%短縮した。
また、大型ブロックとワイドトレッドの採用によってブロック剛性を高め、過度な変形を抑制することで、摩耗の進行を抑えながら冬季路面での安定した走行性能を実現している。
展開サイズは以下の通りだ。



