キャブスター/ホーマーの跡を継いで1982年に誕生した日産自動車の小型トラック「アトラス」は、生い立ちがなかなか複雑だ。
自社生産や新会社の日産ライトトラックで生産されていたこともあるのだが、後年は1.5トン系および2トン系とも三菱ふそうやいすゞとのOEM供給が入り乱れており、なかなかその系譜が把握しづらいトラックでもある。
そんな現行のアトラスはいすゞエルフがベースだが、エルフが半年前にフルモデルチェンジしたのに伴い、日産アトラスもこのほど新型に生まれ変わった。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/日産自動車