日本にわずか3台の希少車!? 阪東自動車工業が導入したイタリア生まれの特殊トラッククレーンの実力に迫る!!

建屋内での作業性と機動性が自慢!

今回取材したのは、協江機設が導入したIB-140Sの2号車である
今回取材したのは、協江機設が導入したIB-140Sの2号車である

 ユーザーの協江機設(神奈川県相模原市)は、大型プレス機をはじめとする産業機械の運搬/据え付けが専門。

 重量物である産業機械の据え付けは、これまでショートブーム仕様のオールテレーンクレーンで行なっていたが、近年、プレス機が大型化しており、大柄なオールテレーンクレーンでは吊った状態で入り口をくぐれない場合もあることから、コンパクトでパワフルなIB-140Sの導入を決めたという。

 オールテレーンクレーンは通行許可を取るのに時間がかかり、キャリア、ブーム、カウンターウェイトなどをバラバラに分割して移動するが、IB-140Sはカウンターウェイトを外すだけで移動できるので、機動性に優れるのも魅力とのこと。今後のさらなる活躍に期待だ。

 なお、IB-140Sは国内に3台が存在。うち2台を協江機設が、もう1台を大阪のユーザーが保有している。

【画像ギャラリー】イドログルIB-140Sのディティールをチェック!!(10枚)画像ギャラリー

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