自転車専用レーン付近および車道混在区間などで気をつけていること
自転車専用レーン付近および車道混在区間などで、自転車に対し危険を感じさせてしまったことがあるかという設問に対しては、「たまにある」が40.7%、「ない」が35.5%、「わからない」が14.8%、「よくある」が9.0%という結果になった。
「よくある」と「たまにある」の回答を合わせると49.6%(4413人)で、半数近くの人が「危険を感じさせてしまった」と認識しているわけである。
自転車に対して危険と思われる行為については、「右左折」「追い越し」「並走」「接近」が特に高い数値を示している。
フードデリバリーの走行マナーについて
都市部ではすっかり定着した観のあるフードデリバリーだ「自転車」「原動機付き自転車」「自動二輪車」各々の回答の中で、共通して「すり抜け」が高い数値を示す回答となった。
また、「すり抜け」以外の危険を感じる行為を個別に見た場合、特に高い数値を示す回答が以下の通りとなった。
《自転車》:「スマートフォン等のながら走行(3159人)」「ふらつき走行(1258人)」 「イヤホン等で音楽を聴きながらの走行(1215人)」
《原動機付き自転車》:「スマートフォン等のながら走行(1138人)」「周囲を気にしていない (937人)」「速度超過(905人)」
《自動二輪車《:「速度超過(1638人)」「無理な割り込み(1389人)」「周囲を気にして いない(1115人)」「並走(1114人)」……となっている。
安全を守るための当面の施策について
では、全体的に安全を守るため当面考えられる施策についてはどう考えているか? この設問に対しては、「街頭での指導・取り締まり強化(4887人)」に次いで「法規制の強化(3858人)」の諸対策に対する項目が特に高い数値を示し、自由回答欄においても同項目に対して多くの意見があった。
次いで、自転車走行に関する項目として、「自転車の車道走行の原則の見直し(2021人)」「免許制・反則制度の導入(1608人)」「定期的な安全講習受講の義務化(1,417人)」等も、自由回答欄含め多数の回答があった。
フードデリバリーに関する項目では、「運営会社への指導強化(3065人)」「事故などの企業責任の明確化(1646人)」「営業ナンバー制の導入(1636人)」が特に高い数値を示している。
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