原点に回帰し、「次の200年」へ
こうした進化は、2021年から進めているより広範な変革と軌を一にしたものだ。例えばインターナショナル「S13」統合パワートレーンのローンチ、バッテリーEV所有者への包括的なソリューションの提供、金融分野での「インターナショナル」専用保険の刷新などもその一環だ。
また、社名変更と同時にビジュアル・アイデンティティ(ロゴ)も更新され、公式サイトとSNSチャネルを通じて紹介された。「道路」を再デザインしたもので、ロゴや色、タイポグラフィーなどは道路の日常からインスピレーションを得たそうで、交通の流れ、都市部を走行中の加減速、曲がりくねった田舎道などを反映しているという。
ロゴの変更は、車両のほかデジタルツールやディーラーネットワークなど「インターナショナル」ブランド全体に拡張される。
社長兼CEOのマティアス・カールバウム氏は次のようにコメントしている。
「『インターナショナル』への復帰は弊社の豊かな伝統を誇るとともに、将来への投資を約束するものです。ブランド構造の簡素化と明確なビジュアル・アイデンティティ、そしてお客様との関係性をもっと大切にするというクリアな戦略により、次の200年の成功を目指します。インターナショナル・モーターズとして、私たちは新しい段階に入ります」。
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