ダイハツ ミライース(ラリー仕様車)
ラジエターグリルは、一部に穴あけ加工。開口面積を増やしている。また。左右フロントフェンダーのAピラーに繋がるポイントにはエアアウトレットを設けている
オフロードを走行するラリー車特有のセットアップがされていた
フロントホイールの内側に見えるブレーキはゴールドの6ポッドキャリパーを備え、ディスクローターはフローティングマウント
エンジンルームには熱対策のアルミ箔がターボのサクションパイプに張り込まれ、ストラットタワーバーも手作り感の高い試作品が組まれていた
バケットシートはフロント2席で、5速MTを採用
メーターはオリジナルの液晶メーターだが、アナログのエンジン回転計を追加設置。レッドゾーンは8000回転に設定
車内にはロールケージが組み込まれていた
ダイハツ ロッキー(ラリー仕様車)
ラリー車専用アイテムとして電子制御のカットオフスイッチが備わっており、介入を防止。サーキットでも有効に機能した
ミライース・ターボと同様にコックピットはバケットシートが採用されているが、トランスミッションはCVT。また、ステアリングは市販用のロッキーと同じ仕様だ
1Lターボエンジンを搭載しており、ブースト圧をアップすることで戦闘力が大幅に向上。ストレートが続くステージでも不自由なく加速する
ダイハツ コペン(ラリー仕様車)
コペンはWRCラリージャパンにも挑戦。2022年から過去3年間エントリーしており、2023年にはクラス優勝を達成している
ラリー仕様コペンに装着されている6ポッドキャリパーは市販品で販売されている
「D-SPORT&DAIHATSUサーキットトライアル」は、JAF国内Bライセンスを保有するユーザーを対象にしたイベントで、全国のサーキットで年に数回開催されている。参加条件はダイハツ車であること。参加費用は1万円
サーキットでタイムアタックができるほか、いい結果を残せたら表彰台への登壇と豪華賞品をゲット。さらに、1日で国内Aライセンスが取得できる講座まで受講できる(受講料は参加費とは別)
参加のハードルが低いことが醍醐味となっており、ユーザーたちは笑顔いっぱいにイベントを楽しんでいた
中谷明彦氏は全日本F3選手権でチャンピオン経験もあるレーシングドライバー。1997年よりドライビング理論研究会「中谷塾」を開設し、F1ドライバーの佐藤琢磨らを輩出。ベストカーへの登場は数十年ぶり!