いまや一般財源化された燃料諸税。政府としては都合のいい税という認識か(oka@AdobeStock)
ガソリン価格172円の場合、本体価格と税金の内訳はこうなる(国民民主党HPより)
前出のグラフを見てわかるように、ガソリン税に対しても消費税がかけられている。「ガソリン税などは石油会社などが支払うべき税金で、本体価格に含まれる税目だから、合計額に消費税を掛けている」というのが国の主張だ(Vitalii Vodolazskyi@AdobeStock)
ガソリン税は道路特定財源として徴収を開始した。クルマのユーザーは道路の恩恵を多く受けるから、道路建設や整備費用も負担すべきという発想だ(emimamo@AdobeStock)
ガソリン税は石油会社が支払うのではなく、ユーザーが別途負担すべき税金だから、ガソリン税に消費税を掛けるのは間違っている(mtaira@AdobeStock)
しかも道路特定財源制度は2009年に廃止されたにもかかわらず、一般財源として徴収が続いている。ユーザーは不当に多額の税金を負担させられているのだ(metamorworks@AdobeStock)