BEVは重いバッテリー、パワー/トルク特性からタイヤへの負担は大きくなりがち
筆者の片岡英明氏の愛車であるHonda eに装着したミシュランのパイロットスポーツ4は2万5000kmで寿命が尽きたそう。最近は高荷重に耐えられる、EV対応設計のタイヤも増えている
ホンダ e
ホンダ e
ホンダ e
基本的にはBEVにトランスミッションは不要だが、ポルシェ タイカンは2速のトランスミッションを装備する。ほかにも、けん引することの多いBEVトラックのなかには2速の変速ギア装備車も存在する
ポルシェ タイカン
ポルシェ タイカン
ポルシェ タイカン
ポルシェ タイカン
BEVは雪道に弱いといわれるが、駆動力を緻密にコントロールできるので4WDと組み合わせればかなり有利。床下のバッテリーで低重心になるうえ、ワンペダルの回生ブレーキも使えるので、滑りやすい雪道や下り坂でも安定した走りを披露する
ボルボ XC40は2023年のマイナーチェンジで前輪駆動から後輪駆動に大胆変更。これを「マイナー」チェンジと呼ぶかどうかはさておき、リアモーターは舵角を大きく取れ、ハンドリングもスポーティにできる。今後も後輪駆動を採用するBEVは増えるかも知れない
ボルボ XC40
ボルボ XC40
ボルボ XC40
ボルボ XC40
一気にBEV化を推進している中国勢は脅威だが、日本を「BEV後進国」と判断するのはいささか早計。他国に先駆けてハイブリッドを実用化した日本は「電化」という意味では決して遅れておらず、電池の進化を見ながらHV開発の知見を活かしてBEV化に向かうだろう
日産 アリア
日産 アリア
日産 アリア