2020年から2021年にかけて発売された人気コンパクトSUV3車種を比較する。3車種ともハイブリッドが用意されているので、ここではハイブリッドで比較する
全長が最も短いのはヤリスクロスだが、最小旋回半径ではキックスに軍配が上がった
内装の質感はどの車種も好印象。中でもヴェゼルはひとつ上級グレードの車種と比べても遜色ない上質感だ。座席の居住性にも優れている
荷室の奥行きではキックスが優れているが、シートアレンジではヴェゼルが素晴らしい。写真のように後席のアレンジで様々な形状の荷物を積むことができる
乗り心地はヴェゼルに一歩譲るが、写真のキックスは3気筒にしては駆動ノイズが抑えられていて好印象だ
安全装備が充実しているのはヤリスクロスだ。衝突被害軽減ブレーキは車両と歩行者に加えて自転車も検知してくれる
グレード構成と価格の割安感はヤリスクロスがリード。基本グレードがリーズナブルだとオプションを盛る楽しみも増える
WLTCモード燃費を推奨グレードで見るとヤリスクロスの勝利。ランニングコストでも一歩先を行っている
総合評価ではホンダ ヴェゼルが最も高かった。比較した3車種はどれも魅力ある個性を持っている。乗り比べた上で気に入ったものを選ぶといいだろう
ヴェゼル リアビュー
e:HEV(ハイブリッド)を搭載するヴェゼル
ヴェゼル前席。ホールド感も良好で運転の疲れも比較的少ない
トヨタ ヤリスクロス
ヤリスクロス リアビュー
ハイブリッドエンジンを搭載するヤリスクロス。2WDの車両重量は1200kg以下に収まる
ヤリスクロス インパネ
ヤリスクロス前席。若干シートのボリューム感に乏しいか
ヤリスクロス後席。座る人の身長によっては窮屈に感じる
日産 キックス
キックス リアビュー
キックス インパネ
e-POWER(ハイブリッド)を搭載するキックス
キックス前席。座り心地は快適だ
キックス後席。広々、とはいかないが窮屈でもない