リレーアタックは「スマートキーの電波を遮断する」など、これまでの盗難手口にはユーザーで対策可能な弱点があった。今回にかぎってはそうじゃない?
CANの「正しい言語」で命令を出されてしまうと、現状の機器構成ではではなす術がない車種が多い。対策はあるが、標準装備としてマイナーチェンジで手軽に入れられるものではない
ハンドルロック(ステアリングロック)。オートバックスセブンでは2000~4000円で用意。ただし、CANインベーダーを使うような窃盗団に対しては効果が薄いという
タイヤロックを使用する際は、2輪以上にセットする必要があるという。オートバックスセブンでは1万4000円ほどで用意。もちろんタイヤそのものを外されないように、盗難防止ナットは必須とか
タイヤロック取り付け例。ホイールカバーが付いている車種であれば、こうすることでホイールカバー突破分の時間もわずかに稼げる
ガレージなら必ず車道との間に柵を作っておき、そのうえで防犯カメラやアラーム、強力なライトといった通常のセキュリティシステムを作っておくといいだろう
イモビライザー付きの鍵は金属製の入れ物に入れて運ぼう
ハンドルにかけるタイプのワイヤーロック。これも大規模な窃盗団相手だと、単体使用は若干心許ない
予算と相談しながら、なるべく複数の用品を組み合わせて使用したい