クロスオーバーSUV、テスラ・モデルY。生産工程が簡素化されることでプライスダウンを図った。しかし、行程の簡素化は、生産に関わる要員の削減に直結する可能性も!?
EV化と自動運転装置の搭載によって集中管理型ECUが主流に。これによってEVの部品点数はさらに減少する傾向にある
先日発売されたばかりのフェアレディZも搭載する、日産の誇るV型6気筒エンジンも現役として活躍することが許される時間は少ない……
エンジンルームも部品点数の減少により、スッキリしたものに。大量の部品が詰まったエンジンルームを目にする機会もなくなるかもしれない
カリフォルニア州フリーモント工場に導入されたテスラの「ギガ・プレス」 写真/Gabeincal
中国の上汽通用五菱汽車が製造販売する「宏光(ホングヮン)MINI EV カブリオ」 写真/JustAnother CarDesigner
2人乗りタイプのEVトヨタ・C+podの価格はXが165万円(税込み)、Gが171万6000(税込み)。これでも破格だが、宏光ミニEVの安価ぶりには到底及ばない
資料/著者作成
一世を風靡した三菱・パジェロだけに電動化の道へと踏み出すかと思いきや……。パジェロ製造の閉鎖は雇用の喪失や税収減など、自治体にとっても痛い決定だった
ホンダは狭山と寄居の完成車工場を閉鎖。それに伴い、オデッセイ、レジェンド、クラリティの3車種の生産を2021年内に終了すると発表した
参考/総務省「労働力調査」、経済産業省
独ベルリンに建設されたテスラのギガ・ファクトリー
日産のサンダーランド工場の隣接地にギガファクトリーを建設した英国のエンビジョンAESC社。同社と協働して日産は新世代のEVを生産する。これにより、新たに6200人の雇用が創出されるという
10月29日にトヨタは、ルーフソーラーパネルを装着することでエネルギーを作り出すこともできるBEV、bZ4Xのプロトタイプ車両を発表。こうしたクルマの台頭により、今後新しい雇用が創出される可能性もある