自分の感覚とズレのない反応してくれるクルマを選ぶことで、運転時のストレスが減り、運転する楽しさや安心感が増す
アクセルを踏み込んだ感覚と加速感がマッチしていると感じれば、エンジンレスポンスが良いクルマと言える。急加速や急発進を防ぐうえでもエンジンレスポンスの良さは重要だ
曲がり角でステアリングを切った時、思った以上に曲がりすぎたり、曲がらなかったり、そんな感覚を覚えたことはないだろうか? いつもズレを感じることはストレスにつながる
直進安定性の悪いクルマは高速道路などでの運転をすると運転疲労が倍増する
クロカンはディーゼル車の人気が高い。その要因はトルクの大きさにある。悪路でも難なく、力強く進むにはトルクが重要となるからだ
アップダウンの多い道を走る時などはトルクフルなクルマのほうがストレスなく走ることができる
トルクは「大きい」の他に、「太い」とも表現される。トルクの大きいクルマは圧倒的に輸入車が多く、なかでもベントレー ミュルザンヌは104.0kgmのモンスターだ
国産車ではディーゼル仕様のF33A-FTV型エンジンを搭載するトヨタ ランドクルーザーがトルク王で、71.4kgmを発揮する
可倒式の後部座席シートを折り畳むことで荷室としても利用できるなどが好例であり、人気が続いているSUVなどは概してこうしたスペースユーティリティが優れているクルマが多い。写真はマツダ CX-3 6:4分割可倒式シート
ホンダが採用するセンタータンクレイアウトは、燃料タンクを中央に設置することで、荷室の床低化を実現。これによって、コンパクトカーや軽自動車でも広い室内スペースを確保することに成功した。これはホンダの特許技術だ。写真はホンダ N-ONE
空力性能はクルマの走行性能の良し悪しを決める重要な要素。各車とも風洞実験を繰り返して、空気抵抗を減らすことに注力している。写真はトヨタ GRヤリス
国産車では、トヨタの4代目プリウスがCd値0.24と最強。空気抵抗がなければ前に進む力が削がれないため、燃費も良くなる
乗用車ではCd値0.25に達すれば最高レベル言われるなか、メルセデスベンツ AクラスセダンはCd値0.22を達成。乗用車としては驚異的な数値だ
昨今は空気抵抗の大きいミニバンなどにもスポイラーが装備され高速走行時の安定性にひと役買っている
トヨタ スープラの一体式ダックテールスポイラー。エアロダイナミクスとデザインを両立させ、独特の個性を演出している