■こんなに本格的だったのか…!!! 初代インテグラタイプRの走りにガチな装備をギャラリーでチェック!!
初代インテグラタイプRは1995年から2001年まで販売。1992年にデビューしたNSX-Rと共通のエッセンスを比較的手に届きやすいモデルに取り入れることで、多くのファンが楽しむことができた
生産終了から20年以上経過しているが、現在でも初代インテグラタイプRでジムカーナやラリー等の競技に参加しているユーザーが多くいる
初代インテグラタイプRには4ドアハードトップも設定されていた。当時の販売価格は3ドアクーペの4万円高だった
4ドアハードトップは3ドアクーペほど販売台数が伸びず、中古車の流通台数も少ない
初代インテグラタイプRに搭載されたエンジンはB18C型のチューンドエンジン。エンジンの高精度化を図るため、200万円台の市販車としては異例の手作業によるポート研磨が行われた
チタン製のシフトノブ。現在ではホンダの赤バッヂと並ぶタイプRのアイコンとなっている
タイヤはブリヂストンが当時ハイグリップタイヤとして設定していたポテンザRE010をベースに、インテグラタイプRのパフォーマンスを引き出すように最適化された専用品
レカロのSR-IIをベースにしたセミバケットシートを装備。競技等でフルバケットシートが必要となる場合でない限り、このシートで充分なポテンシャルを持っている
赤いシートと同形状だが、こちらはブラックのシート。赤いシートと比べると落ち着いた印象
タイプR専用のフロントアンダースポイラー。風洞実験と実地走行により開発された
こちらもタイプR専用のリアスポイラー。これにより高速走行時の安定性がアップしている
1998年1月に登場したのが改良モデルの98スペック。96スペックの15インチから16インチへと変更になり、ホイールのボルト穴数が4穴から5穴となった
98スペックでは4-1のエキゾーストマニホールドを採用。純正とは思えないほど攻めたエキマニの採用により排気効率が高まり、トルクアップを実現
1999年12月に追加されたのが最終モデルとなる通称00スペック。主なトピックはタイプXがグレード追加されたほか、サンライトイエローという明るい黄色がカラー追加された
00スペックのリア周り。98スペックへと改良された際に、リアバンパーの形状が若干変更されている
外板色がサンライトイエローの車両のみ、シートやステアリングステッチなどがイエローになる組み合わせを選択することができた
タイプXのインテリア。1DINタイプのオーディオやプライバシーガラスが追加されるなど、快適装備が充実している
タイプX専用装備のひとつがアルミ製のペダル。スポーツマインドを高めるパーツとしてドレスアップ効果もある
最終型で追加されたタイプXにのみキーレスエントリーシステムが備わっていた
こちらはタイプX以外のグレードのキー。キーレスエントリーが装備されず、鍵穴で施錠するタイプとなる