タイヤがパンクする原因としては、メンテナンス不足・点検不足によるもののほか、道路に落ちていた金属片を踏んでしまう、縁石に乗り上げる、キャッツアイを踏む、などしてタイヤのサイドウォール(側面)にキズが入ってしまうことによるものもある(PHOTO:写真AC_DC5インテグラ)
パンクに気づかずに走行を続けてしまうと、破裂音と共に、爆発のような状態となる「バースト」を引き起こす。バーストを引き起こさないためには、タイヤがパンクしたら、適切に対処することが必要。「あと少しで目的地だから」と走り続けるのは危険だ(PHOTO:写真AC_beauty-box)
パンクした状態で走り続けると、危険なだけでなく、ホイールリムやサスペンション系へもダメージを与えてしまう。修理代金も高額になってしまうため、無理せずただちにクルマを止めよう(PHOTO:写真AC_beauty-box)
パンクに気づいたら、とにかくロードサービスに頼るのが一番。JAF(ナビダイヤル 0570-00-8139、もしくは短縮ダイヤル #8139)や、契約している任意自動車保険などに連絡し、現在地やタイヤの状態を伝えて、指示を仰ごう(PHOTO:Adobe Stock_anatoliy_gleb)
ロードサービスが到着するまでは、三角板などを出して、後続車へ知らせることも大切だ(PHOTO:写真AC_kakkiko)
ロードサービスの到着までにかなり時間がかかる場合も考えられる。スペアタイヤを積んでいる場合は自身でスペアタイヤに交換することで、修理工場へ向かうことができる(PHOTO:写真AC_kucha)
パンク修理剤は、タイヤトレッド面の比較的小さな穴であれば補修が可能だが、穴が大きすぎる、サイドウォールに傷がついている、といった場合は補修できない。修理剤で直していいのかわからない場合や、修理剤の使い方に自信がない場合は、大人しくロードサービスが到着するのを待とう(PHOTO:AdobeStock_ThamKC)
「パンク応急補修剤を使用するともうそのタイヤは修理をすることができず、その後は新品に交換しなければならない」といわれることがあるが、修理剤を洗い流すのに時間と手間がかかるだけなので、迷わず修理剤をつかって大丈夫。タイヤを新品交換するよりも、補修剤を除去したうえでタイヤ修理をした方が安く済む。補修後はただちに修理工場へ向かおう(PHOTO:AdobeStock_ponta1414)
安全はもちろんのこと、愛車とお財布へのダメージを少しでも抑えるため、タイヤがパンクしても、焦らず冷静に対応しよう(PHOTO:写真AC_kscz58ynk)