ABS装着車での急ブレーキは、とにかくブレーキペダルを踏み抜くこと。踏力の細かい調整は機械に任せてしまったほうが確実に制動できる。必要なのはABSが正常に作動するかの日頃の確認だ
日本車で最初に4輪ABSを装備したのが2代目ホンダ プレリュード(1982年)で当初はオプション設定だった。現在の日本ではすべての新車にABS装着が義務化されている
日産 ノートの取説に記載されているABSに関する注意。ここにも「ためらわず思い切りブレーキペダルを踏み込んでください」との説明がある
前方に歩行者などが現れた際に自動的にブレーキをかけ、警告音で知らせるシステムも予防安全技術のひとつ。これによって事故の発生を減らすことができるのは事実だ
ノートをはじめとする日産製車両に搭載されている後退時車両検知警報(RCTA)。これもまた安全性の向上につながる技術だが、運転手の目視も必要なのは言うまでもない
走行中に行われる操舵ではタイヤに加わる負担は少ない。だが、停止状態のすえ切りはタイヤを無理やりねじることになり、内部構造にダメージを与える可能性もある
インテリジェントキーを携帯していれば、ドアロックも自動的に解除できる
プッシュボタンによるエンジン始動ができるのもインテリジェントキーのメリット
ホンダ N-BOXの取説には、スマート(インテリジェント)キーの電波に関する注意と、車体のどこに電波発信機が搭載されているのかが記載されている。このあたりはチェックしておきたい
登録されているキー以外でのエンジン始動を受け付けないのもイモビライザーの機能のひとつ
各自動車メーカーでは、自社のウェブサイトに取説(マニュアル)のダウンロードページを設けている。画像はホンダのサイトで、車種や年代から検索して取説を閲覧できる
日産 リーフの取説は、日本マニュアルコンテスト2014の「部門最優秀賞」および「安全賞」を受賞している
日本マニュアルコンテスト2014で2部門を受賞したリーフの取説。詳しい記述とカラーイラストにより、各種操作がわかりやすく解説されてる。これなら受賞も納得だ