2021年10月のジャイロキャノピーe発表会での資料。一般向けスクーターの出荷実績は年々落ち込み、2014年比で2020年は半減の約9万台。一方でビジネスバイクは健闘している
日本二輪車文化協会による投票企画「日本バイクオブザイヤー」では2021年から電動部門を創設。エンジン版の50ccクラスはなく、2022年は電動部門に22車種もエントリーしている
ズーマーは2001年にデビューした50ccスクーター。スケルトンな車体までEVが踏襲するかは不明だが、近未来的なデザインはEVに似合いそうだ
既に中国では2022年7月にEB=電動自転車の「素-MS01」が登場。ペダルを漕がなくてもモーターのみで走れるフル電動自転車だ。外観のデザインは無印良品が担当
ガチャコでは、ガソリンスタンドや駅前などにEV用共通規格バッテリーの交換ステーションを設置する。このバッテリーに現在対応しているのはホンダのビジバイのみ。一般向けの対応EVを待ちたい
EVカブコンセプトは着脱式のバッテリーを搭載する想定だったが、小型化が難しく、実現せず。共通規格バッテリーを搭載するにはそれなりのスペースが必要になる
先述のジャイロキャノピーe発表会資料より。ビジバイ市場でカブシリーズは販売が減少しており、ジャイロキャノピーなどオートマ系スクーターが7割を占めている
モーターコンポのバッテリーは、ポータブル電源として利用することも想定。ホンダは現在ポータブルバッテリーのE500も発売しており、発表時より技術や調達先も充実しているだろう
元祖モトコンポは、シティのトランクスペースにピッタリはまる「トランクバイク」として発売。50ccの折り畳み可能なコミューターで、ロードパルSの2段オートマを採用していた
ライバルのカワサキは、2022年中にEV、ハイブリッドを含む3台の電動バイクを発表する予定。10月のインターモトでは126~250cc相当のEVネイキッド(生産プロトタイプ)を披露した
カワサキは鈴鹿8耐でも試作EVを披露。写真はガソリン+モーターを搭載したハイブリッド車で、モーターのみの走行も可能だ。さらに同社は2025年までに10機種の電動バイクを市販予定