勘違いしやすいのは、黄色点灯。「注意して進め」ではなく、原則は「止まれ」。ただし、停止線を越えていたり、停止線で安全に止まれないなど危険が伴う場合は、進むことができる(PHOTO:写真AC_クッパ22)
青色は無条件に「進め」ということではなく、歩行者や他のクルマなどの周辺状況に問題なければ「進んでよい」という意味。例え青色点灯でも周囲の状況に気を配らなければならない(PHOTO:写真AC_なービー)
点滅信号では、赤色の点滅は「注意して徐行して進めばよい」ではなく「停止位置で一時停止し、安全を確認して進むことができる」であり、一時停止することがポイント。また黄色の点滅は、「他の交通に注意しながら通行できる」と定められている(PHOTO:写真AC_みのっし~)
一灯式信号機は、一般的な信号機が設置できないような住宅街などの交差点に設置される、1灯だけの赤色灯また黄色灯のどちらかが点滅する信号機(PHOTO:写真AC_なービー)
4方向の一灯式信号機は、主道路が黄色点滅で従道路が赤色点滅に設定(黄色点灯側が優先)され、2方向の一灯信号機では赤色点滅に設定されている。この場合も、赤色点滅・黄色点滅それぞれの意味は3灯式信号機と同様だ(PHOTO:写真AC_PhotoNetwork)
一灯式信号機は、設置個所が少ない信号機であるため、赤色点滅と黄色点滅の違いを認識せずに事故が多発している。この状況を踏まえて、最近は徐々に撤去され、止まれの標識や一時停止の規制場所に置き換えられている(PHOTO:写真AC_himawariin)
交差点においてすでに右折、あるいは左折している車両等は、赤色点灯でもそのまま進行することができる。その状態で通行しても信号無視とはならないため、焦らず落ち着いて、注意しながらさっと通行しよう(PHOTO:写真AC_Ana.)
歩行者用信号では、青色点灯は「進行することができる」、赤色点灯は「横断してはいけない」。クルマ用信号機と同じだ(PHOTO:写真AC_OSY)
歩行者用信号の青色点滅は、「急いで渡れ」ではなく「止まれ」。急いで渡るのは危険。無理な横断は禁物だ(PHOTO:写真AC_豆助屋)
特に遭遇する機会が少ない夜間の点滅信号機や一灯式信号機についても、正しく意味を理解し、信号は必ず守ろう。また、自分が守っていても、守らない人は存在するため、周囲の安全確認も忘れずに(PHOTO:写真AC_Yuzurugima)