スポーティなのに静か。広いのに運転しやすい。タフに使えるのに上質。新型CR-V e:HEVはそのすべてを高い次元で合わせ持つ究極のオールラウンダーSUVだった。
文:ベストカー編集部 鈴村朋己/写真:中島仁菜
【画像ギャラリー】装備の豪華っぷりがやばい新型CR-V e:HEVのじっくりとご覧あれ!!(22枚)画像ギャラリーミニバン卒業組に捧げるオールランダーSUV
FCEVの導入からちょうど1年。 CR-Vのハイブリッドモデルとなるe:HEVが、いよいよ日本の道へと降り立った。ホンダにとってはヴェゼル、ZR-V、WR-Vに続くSUVラインアップのピースであり、SUVの布陣が完成したことを意味する。
ZR-Vよりワンサイズ大きく、より落ち着いた層を見据えたCR-Vのターゲットは、子育てを一段落させたミニバンを卒業する40〜50代。普段使いが前提でありながら、「少しだけ上質であってほしい」「肩肘張らずに、でもちゃんとカッコよくありたい」という声に、そっと寄り添うキャラクターが練り上げられている。
エクステリアのキーワードは「筋肉質でありながら、スーツが似合うアスリート」。フロントフードを長く取り、Aピラー位置を下げることで、より本格SUVらしい伸びやかなプロポーションを実現させている。
グリルは、これまでよりもかなり大柄なメッシュパターン。精緻さよりも面の強さで勝負したデザインで、ヘッドランプも内部をキラキラさせるのではなく、あえてブラックアウトさせ、切れ長のミステリアスな目にこだわっている。
リアまわりは、CR-Vのアイコンである縦型リアコンビランプを継承しながら一目で新しいCR-Vとわかるシルエットを描き出している。
グレード構成は、RSとRSブラックエディションの2本立て。どちらも「特別仕様車」ではなく、最初から並列で存在するふたつの顔だという。RSは下回りやドアハンドルはボディ同色にすることで、洗練されたスポーティさと上質さを両立した、王道スタイルだ。
一方のRSブラックエディションは、下回りや加色パーツをピアノブラックで引き締めるほか、ブラックのドアハンドル&エンブレムで、さらに力強くミステリアスな印象を与える。
ホイールの仕上げや施されたブラック加飾の量でここまでもキャラクターが変わるのか、と感心した。
快適ユーティリティ全部載せ

運転席まわりには、11インチTFTメーターとヘッドアップディスプレイを採用。メーター内のグラフィックには、他車のウインカーやブレーキランプの点灯状態表示など、情報の見せ方にもこだわりが光る。
センターディスプレイのサイズが9インチなのは惜しいところではあるものの、Google搭載のディスプレイオーディオが組み込まれており、Googleマップをはじめ、アプリをインストールすることで常に機能をアップデートできるのがポイントだ。
12スピーカーのBOSEプレミアムサウンドシステムも全車に採用。サブウーファーにより、どの席でも自然で広がりのある音場と迫力の重低音を楽しめるのも魅力的だ。
さらに、フロントシートにはベンチレーション機能を設定。ホンダの現行ラインナップではアコードにも装着されておらず、SUV最上級モデルとしての覚悟を感じる。
大容量のラゲッジは9.5インチのゴルフバッグが4個収納可能。また、あらかじめボタンを押し、クルマから離れるだけでテールゲートが閉まる自動施錠予約機能も備わっている。


























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