■ビッグネームから完全新規モデルまで 2023年の各社新型車&注目車情報をギャラリーで見る
トヨタの2023年ニューモデル展開は、1月にプリウス、3月にプリウスPHEV、5月にアルファード/ヴェルファイア、6月にC-HR、8月にランドクルーザープラドの各フルモデルチェンジが濃厚。次期型アルファード/ヴェルファイアについては、ヴェルファイアのモデル廃止と、1グレードでの販売継続の2つの情報がある(写真は新型ヴェルファイアの予想CG)
日産の2023年におけるニューモデル展開は、3月に新型セレナe-POWER車の発売、中盤以降にアリアのB9とエクストレイルのPHEV追加など。エクストレイルPHEVは三菱自動車からユニット供給を受けるプラグインハイブリッド車で、エンジンは2.4Lとなる(写真は現行型日産 エクストレイル)
ホンダの2023年~2024年前半のニューモデル展開は、8月下旬にN-BOXのフルモデルチェンジ、9月頃に中国製オデッセイ導入、2024年1月にアコードのフルモデルチェンジ、2月頃に新型コンパクトSUV発売、4月頃に新型軽EV発売と多彩。N-BOXにはSUVテイストの新シリーズを設定するとみられる(写真は現行型ホンダ N-BOX)
2022年に国内生産を終了したホンダ オデッセイ(写真)だが、中国生産のオデッセイを2023年9月頃に投入する予定。ステップワゴンスパーダへの乗り換えが思ったほど進んでおらず、他メーカーへの顧客流出を防ぐ狙いがあるとみられる
スズキの2023年におけるニューモデル展開は、春~夏頃にアルトラパンとスイフトのフルモデルチェンジが予想される。次期型スイフトは新デザインへと変化。パワーユニットは新開発の1.2LストロングHV、同じく新開発のCVTとの組み合わせとなりそう。スイフトスポーツは1年程度あとにフルモデルチェンジとなるもよう(写真は現行型スズキ スイフト)
ダイハツは2024年に、軽自動車と小型車に同社初の電気自動車を投入する方向で開発中。2023年秋のジャパンモビリティショーでプロトタイプを参考出品する見通し(写真は2023年1月の東京オートサロンに出展された「ATRAI WILDRANGER」)
マツダは、マツダ2を2023年3月下旬にビッグマイナーチェンジ予定。フロントグリルやヘッドランプのデザインを変更し印象をより強くする。ボディカラーはグレー、ブルー系の新色を加える。なお、マツダ2は2024年秋にエクステンダー方式のハイブリッド車を設定する計画も(写真は現行型マツダ2)
マツダは今年の秋に新型上級SUVのCX-80を発売する予定。現行CX-60をベースにホイールベースを延長し、3列シートの6~7人乗り仕様となる(写真は編集部が作成した予想CG)
2022年12月上旬にオーダーストップとなった軽電気自動車の三菱 eKクロスEV。姉妹車である日産サクラは受注が集中し10月下旬にオーダーストップしていた。サクラと同様、eKクロスEVも受注に対して生産が追いつかなくなったようだ
三菱自動車は2023年6月に発売する新型軽自動車のデリカミニの先行予約受付を開始。発売約半年前の予約開始となるが、これはメーカーがより早く受注数を把握して生産枠を確保したい狙いがある。パワーユニットは660cc・NAと660cc・ターボ。CVTと組み合わせる。駆動方式は2WDと4WDを設定
スバルは、2023年2月にインプレッサスポーツをフルモデルチェンジする。パワーユニットはクロストレックと同じ2L水平対向4気筒+モーターのe-ボクサーを搭載。なお、セダンのG4は廃止されるとみられる(写真は現行型スバル インプレッサスポーツ)