HySE説明会には4メーカーの首脳陣が登壇。左からヤマハ発動機 代表取締役社長 日髙祥博氏、カワサキモータース代表取締役 社長執行役員 伊藤浩氏、スズキ 社長 鈴木俊宏氏、本田技研工業 執行職 塚本飛佳留氏
脱炭素社会を実現するには、EVという一つのエネルギーだけではなく、様々な手段から全方位の取り組みが求められている。水素エンジンはその一つの取り組みだ。※図はHySE説明会より
バイク用の水素エンジンは、クルマ用より実現が困難。※図はHySE説明会より
バイクでの基礎技術は、同程度の出力(20kW=27ps)を持つ小型モビリティにも活用できる。※図はHySE説明会より
カワサキはニンジャH2をベースに水素エンジンを研究中。ヘッドカバーからシリンダー背面に直噴用の燃料ラインが伸びる。水素エンジンでは直噴が必須の技術だ
2022年秋のミラノショーでカワサキが発表した水素バイクのイメージ。ニンジャH2 SXがベースだ
カワサキ水素バイクのイメージでは、パニアケースに水素燃料のタンクを搭載している。カートリッジ式でトヨタ製の模様だ
ヤマハが発表した次世代のコンセプトブランド「α live(アライヴ)」で、水素エンジンのイメージを公開。MT-09の3気筒エンジンが使用されている
G7サミット初日に発表され、会場にも展示されたホンダのEM1 e:(29万9200円)。モバイルパワーパックe:と充電器がセット。一充電あたりの走行距離53km(30km/h定地走行テスト値)
ホンダEM1 e:は、共通規格の交換バッテリーであるホンダモバイルパワーパックe:を1個使用。後輪にコンパクトなインホイールモーターを搭載する
EM1 e:の交換式リチウムイオンバッテリー(8万8000円)と充電器(5万5000円)は単体のみでも購入できる
広島サミットでは二輪4メーカーが電動バイクなどを展示。ヤマハはE-ビーノや電動トライアルレーサーのTY-E 2.1(写真)など、スズキは実証実験中のeバーグマン、カワサキはプロトタイプのZ BEVを展示