満70歳以上になると免許更新時に認知機能検査を受けることが必要となるが、高齢になっても脳の機能に問題なしの人は多い。逆に、若い人でも検査をすると問題ありの人は意外と多い。「若いから」という過信は禁物
注意力が散漫になると一方通行の標識を見落としたり、一般道を走っていてインターチェンジの出口に誤って進入してしまうといったことが発生するおそれがある。若い世代にも多い逆走事故。逆走なんてするわけないとタカをくくってはダメ
若い人の脳の機能低下の大きな原因はストレスや過労。心身の疲労感が強いときは運転を控えたほうがいい
居眠り運転は肉体疲労だけが原因ではない。脳が機能不全を起こしているサインでもある
クルマの擦りキズが多くなったら要注意。視空間認知力(物体の位置や向きを認識する能力)が低下している可能性大
車庫入れや縦列駐車をするとき、切り返しの回数が多くなった……。これも視空間認知力低下のサインのひとつ
アルコールは脳をリラックスさせる効果はあるが、それは一時的なもの。長く運転を続けたいなら、飲酒はほどほどに
牛乳や乳製品は脳の機能低下を防ぎ、認知症の予防も期待できる食品。毎日食べる習慣づけを。牛乳を飲むとお腹がゴロゴロしたり、下痢をしてしまう人には、ヨーグルトやチーズのような発酵乳がお薦めだ
お風呂は、シャワーではなく、38℃くらいのぬるめの心地良いと感じる温度のお湯に10~15分程度胸までつかるようにしよう。床につく1時間くらい前に入浴をするとより効果的
スクワットは脳の機能を高める効果のある運動。テレビを見ながらでもOKなので、定期的に行おう