クルマが水没してしまったら、まずはシートベルトを外し、サイドガラスを開ける(PHOTO:Adobe Stock_ tarou230)
パワーウインドウでも、水没直後であれば開く可能性が高いが、開かない場合は、サイドガラスもしくはリアガラスを脱出用ハンマーなどで割って脱出しよう。脱出用ハンマーは数千円から購入できるので、1台に1本常備したい。クルマメーカーの純正品や、JISマークや GSマークのついた、性能が十分に保証されている商品を選ぼう(PHOTO:イラストAC_acworks)
脱出用ハンマーでガラスを割るコツは、ガラスと垂直になるように、ハンマーを当てること(PHOTO:Adobe Stock_andrewbalcombe)
傘やヘッドレストの棒などで窓を割ることは、ほぼ不可能。この場合は、落ち着いて、クルマの中と外で水位が同じになって、水圧の影響が小さくなるのを待とう。水位が同じになってきたら、足でドアを蹴るなどして勢いよくドアを開けることで、脱出できる(PHOTO:イラストAC_実鈴)
脱出用ハンマーは、運転席から手が届く場所に保管をしよう(PHOTO:Adobe Stock_Андрей Репетий)
大事なのはパニックにならず、落ち着いて対処すること。脱出のチャンスを失ってしまう可能性があるので、119番通報よりも、自力で脱出することを優先して(PHOTO:Adobe Stock_あきよしごろー)