丸目が印象的な新型N-BOXの標準系。「顔」にはメッキパーツがいっさい使われていない。シンプルだが飽きのこないフロントマスクだ
こちらカスタム系。フロントグリルは存在感を抑えたブラックだが、光の当たり具合で微妙に表情を変える複雑な凹凸のある形状
カスタム系のフロントグリル上段は左右のヘッドライトと一体となって光を放つ灯体が配置される
新型N-BOXの後席は相変わらずの広々空間。今回は左右の内装トリムを窪ませて横幅を稼ぎ出した。全幅が1475㎜に制限される軽自動車で後席ショルダールーム55㎜拡大は驚異的だ
後席に座るのはインテリアデザイン担当の藤原名美氏。ショルダーサイドの内装トリムを削り取り、片側27.5㎜のスペースを稼ぎ出した
藤原氏の実演。まさに指がかかっている高さが子どもの背丈を想定した位置だ
この高さは大人が手をかけることを想定して窪みを若干深くしているのだ
インパネ上部のトレー。縁のカドを丸めて視覚的にソフトな印象にもなる
後席をダイブダウンさせれば21インチの自転車をスッと積み込むことができる
ダイブダウンさせた後席と前席の間に自転車の前輪を落とし込むことで安定性が増す。また、荷室後方のフロアは窪みがあり、自転車のスタンドを立てた際に安定する形状となっている
2本スポークのステアリングにシンプルな液晶パネルのメーターはフィットに似た雰囲気だ
インパネ上面は低くなり、また突起物などがなくドライバーの視界を邪魔するものがない
従来型では助手席側Aピラー部に2段重ねで付いていたサイドアンダーミラーだが、新型では左前輪部を見るミラーのみとなった。その代わり、ドアミラー右下にドア下から後輪付近を見るためのサブミラーが追加された。見たい場所に自然に視線が向かうようなミラー配置になった