軽車両である自転車は、車道の左側に寄って通行しなければならず、クルマやバイクと同じように、交通ルールを守る義務がある。無灯火、逆走、スマホ操作、飲酒運転等、違反行為をすれば、道路交通法上の罰則もある(PHOTO:写真AC_maroke)
自転車は、標識等で認められている場合を除き、原則歩道を通行することはできない(PHOTO:Adobe Stock_ U4)
交通ルールを知っていたとしても、「誰も見ていないから大丈夫」 「みんなもやっているし、これまでも危なくなかったから大丈夫」などの勝手な解釈のもと、平気でルールを守らない、守らなくていいという空気ができてしまっている(PHOTO:Adobe Stock_ araho)
「自転車は車両の一種であり、交通ルールを守らなければならない」ということを根付かせる方法として、クルマの運転免許更新時に、自転車に係る交通ルールの講義を必須項目とする、という方法はどうか。少なくともクルマの運転免許を保有する層に向けては、コストを抑えつつ効果的に周知させていくことができると思われる(PHOTO:写真AC_nkm03)
自転車のルール違反については、警察庁としても問題視しているようで、クルマやバイク同様に交通反則通告制度(6点以下の違反の際、反則金を納めることで刑事罰(罰金の支払い)を免れる)を導入するという動きもある(PHOTO:写真AC_時の記録者 Photo)
環境整備と警察による取り締まりの強化、日々の啓蒙によって、根気強くルールを根付かせていくしかないのではないだろうか(PHOTO:Adobe Stock_ Monet)