ランエボ(セダン)譲りのアグレッシブなフロントスタイル。ヘッドランプのエクステンション部を、光輝度の高いメッキタイプとすることで上質な雰囲気を演出していた
リアスタイルランサーワゴンのスクエアでシンプルなデザインを継承。いつもの「エボ」とは違うスッキリさがある
搭載エンジンは4G63型MIVECインタークーラーターボで、6速MTのGT、5速ATのGTAとのマッチングを図って搭載されていた
駆動方式はフルタイム4WDを採用。当時も今も三菱といえば「4WD王国」の印象が強く、そのイメージに負けない性能を持っていた
ホイールはエンケイ社製アルミホイールを(17×8JJサイズ)を標準装備(写真)し、メーカーオプションでBBS社製鍛造軽量アルミホイール(17×8JJ)も設定
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット倒立式で、リアはマルチリンク式。これもランエボ(セダン)と同様だ。ショックアブソーバはビルシュタイン社との共同開発品を採用
ブレーキは前後ともにbrembo社製となり、フロントは17インチベンチの対向4ポットで、リアは16インチの対向2ポッドとし、スポーツABSとEBDによって状況に応じた正確な制動性能を発揮
車内はブラックを基調に、メッキタイプのエアコンエアアウトレットノブやドアハンドルなどを採用して上質感を演出
フロントシートは適度なホールド性を確保しながら乗降性にも配慮したRECARO社製フルバケットシートとし、リアは5段階のリクライニングを可能として優れた居住性を実現
運転席まわりには、momo社製ステアリングホイールが全グレードに標準装備されている
GTではアクセル、ブレーキ、クラッチの各ペダルをランエボ(セダン)と同様のアルミペダルとしている
AT仕様のGT-Aではブレーキペダルを専用サイズとし、素材はアルミ製になっている
大径タイヤを採用した影響でタイヤハウスの張り出しが大きくなったため、ラゲッジ容量はワゴンとして見るとやや小さい。それでも日常はもちろん、レジャーユースでの使い勝手に不満はない