スリーサイズは、全長4990mm、全幅1890mm、全高1710mm(ルーフレール装着車)と堂々としたもの。ホイールベースは3120mmで、これはCX-8より190mmも長い。ボディカラーは新色2色を含む全8種類をラインナップする(CX-80)
インテリアのデザインコンセプトもエクステリアと同じ「Graceful Toughness」とし、最近のマツダ車らしいクリーンな造形と上質な仕立て。ダッシュ中央に大型モニターを設置し、ワイドなセンターコンソールがパーソナル感を強調させる(CX-80)
約5mの全長とロングホイールベースにより、室内空間は広々。2列目はアームレストなしキャプテンシート、アームレスト付きキャプテンシート、3人乗りベンチシートの3種を設定。3列目はCX-8よりも居住性が向上し、乗降性も改善された(CX-80)
ラゲッジスペースは3列シート使用時でもそれなりの広さを確保するが、倒せばフラットかつ利便性の高い空間に早変わり。大人4人がゆったり過ごせる居住スペースに、ゴルフバッグ4本を積載しても余裕のラゲッジ。最上級SUVならではのパッケージングだ(CX-80)
車軸に対してキャビンを後ろ寄りに配置する「キャビンバックワードプロポーション」は、歴代モデル譲り。破損リスクを考慮し、高く中央に寄せたランプ配置やコーナー部分のみ交換可能な分割式バンパーも受け継いでいる(ランクル250)
シートレイアウトは3列7人乗りがメイン。運転席の位置を後方に移動しつつ、2列目と3列目の配置を見直すことで、1-2列目間951mmという広い前後カップルディスタンスを確保。3列目は5対5分割でフロア格納されるため、さまざまな状況に対応できる(ランクル250)
ランクルの伝統であるラダーフレームは、最新技術を用いて高剛性と高強度を実現しつつ軽量化を達成。新開発のサスペンションは前ハイマウント・ダブルウィッシュボーン/後トレーリングリンク車軸式で、優れた悪路走破性とオンロードでのフラットな乗り心地を両立(ランクル250)
204ps/51.0kgf・mを発揮する2.8リッター直4ディーゼルターボの1GD-FTVユニットは、シーケンシャルシフトマチック付き8ATを組み合わせて扱いやすく、トルクフルな走りと操る楽しさを実現。中間グレードのVXには2.7リッターガソリン+6ATもあり(ランクル250)
こちらはデビュー時にリリースされた限定車「ファーストエディション」。ZXとVXに設定され、ZXベース(写真)は原点回帰をより強調する丸目2灯LEDヘッドライトやマットブラック塗装のアルミホイールを特別装備する(ランクル250)
水平基調のインパネデザインは、走行時の車体姿勢の変化をつかみやすく、力強さや開放感を表現。スイッチ類は操作時の節度感にもこだわり、上質さを提供。また、触感が良く質感が高いソフトパッドが各部にあしらわれている(アウトランダー)
中間グレードのGと最上級グレードのPには、アウトランダーPHEVとして初の3列シート7人乗りを設定する。3列目は一体可倒式だが、スライド機構も備わる2列目は40対20対40分割のため、シーンに合わせたアレンジが可能(アウトランダー)
2.4リッター直4のMIVECエンジンをフロントに搭載し、前後輪にそれぞれ独立した高出力モーターをドッキングしたPHEVシステムを採用。車体中央にあるのは、20kWhを誇る大容量のリチウムイオン駆動用バッテリーだ(アウトランダー)
RXの持つスタイリッシュかつ力強いスタイリングを崩すことなく、3列シートを収めたRX450hL。ホイールベースは標準ボディ仕様と同じだが、全長は110mm長い5mとなる。パッと見はその違いに気づきにくいが、見比べるとその差は歴然(レクサスRX)
3列シートのレイアウトは、後ろに行くほど根点が高くなるシアタースタイルの空間構成を採用。2列目はワンタッチで前方に倒れる構造とし、乗降性も高められている。写真は2019年に追加された2列目キャプテンシート仕様(レクサスRX)
標準ボディ仕様よりも後部が長いだけあり、ラゲッジスペースはゆとりある空間。3列目を倒すだけで十分な広さを得られるが、2列目も倒せばほぼフラットかつ広大なスペースが出現する。3列目は電動で格納/展開が可能だ(レクサスRX)
RX450hLのパワーユニットは、その名が表す通りハイブリッドのみ。3.5リッターV6の2GR-FXSに前後モーターをドッキングし、システム最高出力313psを発揮。熟成された強力なハイブリッドシステムで、標準ボディ仕様からスペックの変更はない(レクサスRX)