約8年ぶりに一新した新型CX-5はマツダ史上最高の作り! 内装の進化が圧巻だった!!

パワートレインは2.2Lディーゼルを廃止!

2.2Lディーゼルは廃止され、2.5Lガソリン+マイルドハイブリッドが搭載される
2.2Lディーゼルは廃止され、2.5Lガソリン+マイルドハイブリッドが搭載される

 気になるパワーユニットは、ディーゼルターボは廃止され、発売当初は直4、2.5Lガソリンエンジン+マイルドハイブリッドで2027年以降に新型SKYACTIV-Z+マツダ独自の新型ハイブリッドが導入予定。

 2.2Lディーゼルエンジンは販売全体の半数を超え、CX-5のウリともいえるパワーユニットだったが、なぜ廃止するのか?

 では直列4気筒2.2Lディーゼルは、排出ガス規制への対応が不可能なのだろうか? マツダが考える理想の内燃機関のロードマップでは、ガソリンエンジンは2011年のSKYACTIV-G、2019年のSKYACTIV-X、一方のディーゼルエンジンは2012年のSKYACTIV-D、2022年のe-SKYACTIV-Dと進化してきたが、ガソリン、ディーゼル両方の行き着く内燃費機関のファイナルステップとして2027年以降にリリースする新型SKYACTIV-Z+マツダ独自のマイルドハイブリッドシステムに集約することを表明。

 このSKYACTIV-Zはガソリン、ディーゼルの技術を発展的に融合したもので、新型ハイブリッドのサポートでディーゼル以上の豊かな低速トルクと加速の伸びを両立しつつ、最新の欧州ユーロ7や米国Tier4にも対応するほか、CO2と水素から作る合成燃料、e-FUELや光合成でCO2を吸収した植物を原料とするバイオ燃料にも対応している。

 ではマツダ車のすべてにディーゼルエンジンを廃止するのかというとそうではなく、CX-60、CX-80などに搭載されている3.3L、直6は残すという。つまり、後輪駆動用のエンジンを搭載するのは難しいということだ。

 現行CX-5の魅力の1つでもあったSUVでも気持ちのいいハンドリングと、乗り心地のよさについては新型CX-5でも継承され、自然で軽やかな安心感のある、思い通りに走れるドライビングフィールとともに、現行CX-5よりも快適性を向上させているというから楽しみだ。

発売は2026年の早い時期か、価格は?

正常進化といえる新型CX-5は大ヒットの予感!
正常進化といえる新型CX-5は大ヒットの予感!

 マツダはまだ日本での発売時期を明らかにしていないが、おそらく2026年の早い時期、年央までには発売するのではないかと予想する。

 現行CX-5は、300万円前後からのスタートだが、新型CX-5の価格はマイルドハイブリッドや装備の進化を考えるとおそらく300万円台後半からになるのではないだろうか。

 マツダは「史上最高の作り」と謳っているの新型CX-5、発売が今から楽しみだ。

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