新型「スペーシア」「スイフト」「 ハスラーEV」スズキのジャパンモビリティショー出展車は空前絶後の力作揃い!

■これはハスラーEVか? 参考出品車の軽ワゴンEV、eWX

まるでハスラーを未来風にしたようなスタイルの軽ワゴンEV、eWX
まるでハスラーを未来風にしたようなスタイルの軽ワゴンEV、eWX

 eWXは実用的な軽ワゴンと、EVらしい先進感をクロスオーバーさせたコンセプトモデルで、見た目はすっきりとしたシンプルな角丸長方形でハスラーを未来的にしたようなスタイル。ボディサイズは全長3395×全幅1475×1620mm。

 インテリアもエクステリアと同様、ダッシュボード、ハンドル、ドアパネルが角丸長方形をモチーフにしており、インパネは軽やかにフローティングさせた造形だ。

エクステリアのデザインと関連づけた角丸長方形をモチーフにしたインテリア
エクステリアのデザインと関連づけた角丸長方形をモチーフにしたインテリア

 一充電あたりの航続距離は230㎞。パワートレインのEVはおそらくダイハツ、スズキ、トヨタが協業して製作されたeエブリィのパワートレインを進化させたものだろう。

2023年1月に発表された、2030年に向けた成長戦略。黒いシルエットを見ると、上の段は左からアルト、ワゴンR、ハスラー。下の段は左からエブリイ、2023年1月11日に発表されたフロンクス、2025年までに市販化を計画しているスズキのEV世界戦略車第一弾、eVXに似ている
2023年1月に発表された、2030年に向けた成長戦略。黒いシルエットを見ると、上の段は左からアルト、ワゴンR、ハスラー。下の段は左からエブリイ、2023年1月11日に発表されたフロンクス、2025年までに市販化を計画しているスズキのEV世界戦略車第一弾、eVXに似ている

 このeWXはいつ発売されるのだろうか? そのヒントは2023年1月26日、2030年に向けた成長戦略発表にあった。その成長戦略には、四輪車の投入計画が含まれており、日本および欧州、インドでのBEV(バッテリーEV)の具体的な投入計画が明らかにされている。

 日本市場では2023年度の軽商用BEVの投入を皮切りに、小型SUV、軽乗用のBEVの投入を予定しており、2030年度までに6モデルを販売する。発表された資料のシルエットを見ると、ハスラーのような、今回のeWXらしきクルマがある。おそらく、eWXが発展し、ハスラーEVとして発売される可能性が高い。

角丸長方形をモチーフにしたエクステリアデザイン。公表されたボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1620mm
角丸長方形をモチーフにしたエクステリアデザイン。公表されたボディサイズは全長3395×全幅1475×全高1620mm

次ページは : ■3社協業の軽商用BEV、スズキ版はeエブリィ

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