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■Glafitのカスタマーサポート責任者は元編集者！

　そんなglafitは、もともと3人のスタッフでスタートしたベンチャー企業だったのだが、そこに今から6年前に飛び込み、現在はカスタマーサポートを担当している田島里奈さんは、元編集者という異色の肩書き持っている。

　当時、自動車系のウェブ媒体の編集も担当していた田島さんは、記事の編集をしていく上で、もっと業界の中のことを知りたいと考えるようになり、たまたま取材対象だったglafitに興味をもって異業種にチャレンジしたのだ。

　実際にモビリティを製造する側に入ったことで、「ものづくりってこんなに大変だったんだ……！」と衝撃を受けたという田島さんだが、実際のユーザーと直接対話をするカスタマーサポートという業務に就き、メーカー側とユーザー側の意識の違いなども学んだという。

「乗り物好きの人にとって、愛車をメンテナンスするというのは当然のことだと思っていましたが、一般のユーザーは必ずしもそうじゃないんだって目から鱗でした。“空気減ったまま走ってたらパンクしたんだけど”という問い合わせなんかもあって、ご理解いただくのに苦労したこともありましたね。」と話す。

　現在もカスタマーサポートの責任者としてユーザーとの窓口となっているほか、前述した特定小型原動機付自転車用のマニュアル作成に追われる日々だそうで、「編集者じゃなくなったハズなのに、毎日（マニュアルの）原稿に赤字を入れています（笑）」とのこと。

　glafitとしては初のモビリティショー出展ということで、「6年前、取材する側から取材される側になりたいと思って転職しましたが、ようやく夢が叶いました！」と話す田島さんだった。