ジャパンモビリティショー2023に出展されたDENZAブランドの最上級ミニバン、D9が2024年夏にも日本でも販売されることがわかった。何と日本での販売価格は1200万~1600万円というから凄い!
文/ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真/平野 陽、ベストカーWeb編集部、BYD
■ボディサイズはアル/ヴェルをも凌ぐ超ド級ミニバン!
今回、BYDはジャパンモビリティショーに本家BYDブランド以外にDENZA(騰勢)とヤンワン(仰望)という2ブランドのモデルを出展。各々、BYDよりもハイブランドとしての位置づけとなる。
DENZAはBYDとメルセデスベンツとの合弁企業として2010年に誕生しており、最初の市販車には2代目メルセデスベンツBクラスをベースとしたDENZA500を2014年に販売していた。
そのDENZAが2022年から中国では受注を開始させたのがDENZA D9。BYDが独自に開発した「DiSusインテリジェントボディコントロールシステム」が採用されているのが注目ポイントで、中国国内では2022年8月の販売開始以降、2023年10月までに累計10万台を超えるヒットモデルになっている。
D9のボディサイズは全長5250×全幅1960×全高1920mm、ホイールベース3110mmという圧巻の巨躯を誇る。トヨタのアルファードが全長4945~4950×全幅1850×全高1935~1950mm(ヴェルファイアは全長のみ4935mmとなる)、ホイールベース3000mmなので、D9のサイズはアルファード/ヴェルファイアを凌ぐビッグサイズミニバンだ。
中国でのD9のパワートレーンは直4の1.5Lターボにモーターを組み合わせたPHEV、それにBEVの2種類を設定しているが、電動モデルのみの設定となっている。
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