強烈な個性を発揮するトヨタC-HR。
そのエクステリアはかなり押し出しが強く強烈なものであるが、どうしてもほかのオーナーと同じだと気が済まないカスタム好きも多いはず。発売直後ではあるがさっそくTRDとモデリスタからカスタムパーツが登場。
さっそく、C-HRのカスタマイズを見ていこう。
文:WEBベストカー編集部/写真:西尾タクト、TRD、モデリスタ
TRDはふたつのバリエーション展開!!
トヨタのモータースポーツシーンを支えてきたTRD。今回のC-HRのドレスアップパーツは2つのイメージを打ち出してきた。
ひとつはオンロードでのクロスオーバーをイメージした”Aggressive Style(アグレッシブスタイル)”、もういっぽうはオフロードでのシーンをイメージした”Extreme Style(エクストリームスタイル)”だ。
【Aggressive Style】

エアロはセット販売と単品販売がある。セットはフロントスポイラー、サイドスカート、リアバンパースポイラーのセットで、フロントバンパーのLEDの有無で価格が異なる。
LED付きで17万8200円(未塗装16万8480円)、LEDなしが14万400円(未塗装13万680円)だ。ホワイトパールクリスタルシャイン、メタルストリームメタリック、ブラックマイカ以外の塗色は未塗装キットに別途塗装費用が必要となる。
【Extreme Style】
Extereme Style はオフロードをイメージしたエアロパーツの設定。オンロードユースがメインのクロスオーバーとして設計されたC-HRながら、やはり本格的オフローダーの佇まいも似合う。こちらは単品販売のみの設定だ。
- ・フロントスポイラー 3万8880円
- ・オーバーフェンダー 8万6400円
- ・マッドフラップ 3万2400円
”Aggressive Style”も”Extreme Style”も写真と同じ仕様にするにはホイール、リアウィングなど20〜30万円程度のパーツが別途必要になるが、すべてをコーディネートすることで一体感が生まれること間違いなし。
その他にも注目パーツはモーションコントロールビームとよばれるパーツ。車両の微振動などを吸収して四輪の接地感を高めるボディダンパーともいえるパーツだ。
アイシン精機の開発でこちらの価格は8万6400円。シャシー剛性の高いTNGA第2弾のC-HRだから、より一層その効果を感じられるはずだ。
モデリスタは正統派とオトナ仕様のバリエーション展開
【BOOST IMPULSE】

こちらはトヨタ直系のモデリスタ。TRDと比べるとそこまでカスタム感を出していないが、逆によく見るとほかのオーナーと差別化できる狙いはさすがの作り込みといったところ。
”BOOST IMPULSE”仕様(上写真)と”ELEGANT ICE STYLE”(下写真)を設定。
【ELEGANT ICE STYLE】
”BOOST IMPULSE”が少しアグレッシブなデザインなのに対し、”ELEGANT ICE STYLE”はややオトナな印象。金属加飾を施したバンパーなどが特徴だ。
どちらも単品購入も可能だがエアロ3点セット(フロントスポイラー、サイドスカート、リアスカート)がやはりデザインの統一性がとれるのでおすすめだ。
- ・”BOOST IMPULSE STYLE” エアロ3点セット 18万3600円(未塗装16万2000円)
- ・”ELEGANT ICE STYLE” エアロ3点セット 13万9320円(未塗装11万8800円)
ホワイトパールクリスタルシャイン、メタルストリームメタリック、ブラックマイカ、イエロー以外のボディカラーは未塗装部品を購入後、別途塗装代金が必要となる。両バージョンの写真にある19インチホイールは別売で30万円だ。
またモデリスタはインテリアにも力を入れており、画像のイルミパネル(4万3200円)などC-HRの魅力をアップさせるアイテムを揃えている。
今後の展開はいかに?
C-HRはトヨタの世界戦略車だけに、各社から続々とパーツの設定が発表されるはずだ。
まずは2017年1月13日からの東京オートサロンで各ブースに注目だ。もちろん今回紹介したTRDとモデリスタは実車を揃えてブース展開の予定となっている。