新型エルグランドのディザーが公開されて、世間を騒がせている。やっぱりエルグランドの注目度は非常に高いようだ。そこで搭載されるのが新開発された第3世代e-POWERだけど、第2世代からどんな部分が進化したのか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産、ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】新型エルグランドのデザインサプライズ公開!! 初代のような輝き取り戻して!!(10枚)画像ギャラリー搭載される第3世代e-POWERは第2世代とどう違う?
突如新型エルグランドの一部デザインが公開されて話題となっている。SNSでは「カッコイイ」「これは売れるんじゃないか!?」といったコメントが溢れており、世間の注目を集めていることは確かだ。
日産公式のリリースには多くの情報が記載されていないものの、第3世代e-POWERを搭載するとのこと。そんなわけで今一度、第3世代e-POWERをおさらいしていきたい。
これまでのe-POWERは、高速域での燃費の悪さがネックとなっており、問題意識を持って開発が続けられていた。その対策としてはホンダe:HEVのように直結モードを作るか、それともエンジンの熱効率をアップして伝達ロスの分までカバーするかが考えられた。
日産は2025年3月、メディア向けに開催した説明会において、後者のアイディアを採用すると発表。合わせて車体の改良も行うことで、ライバル車と同様の実用燃費を達成できるという。
1.5Lエンジンじゃ不安!? ポジティブな要素も!!
高速領域での実用燃費が改善されれば、e-POWERは非常に魅力的なシステムになるだろう。だが、第3世代e-POWERの発電用のエンジンは1.5Lで、モーターやインバーターなど5つの部品をモジュール化しているとのこと。
現行エルグランドはガソリンモデルのみの展開となっており、心臓部に3.5L V6エンジンを搭載。それでも車両重量は2tを超えており、e-POWERとなるとますます重くなる。
以上を考えると、「1.5Lでは非力なのでは?」といった不安要素が出てくる。一方でエンジンノイズは小さくなるポジティブな面もある。
ちなみに、キャシュカイで第2世代と第3世代e-POWERを比較試乗した編集部員によると、「あんまり違いが分からない」というのが正直なインプレションだった模様。とはいえ質感はアップしていて、雑味は改善されたとのことだった。
キャシュカイとエルグランドではボディサイズも大きく異なるため、運動性能に関しては実際に試してみないと分からないが、これまでのエルグランドとは大きく変わった世界になることは間違いない。
2010年以来16年ぶりのフルモデルチェンジとなる新型エルグランド。大人気アルファード&ヴェルファイアの牙城を崩せるか? 販売不振に陥っている日産復活の起爆剤となるか。
エルグランドには可能性を秘めているのではないだろうか。高級ミニバンの元祖と呼ばれた、あの頃の輝きをもう一度。
コメント
コメントの使い方アリアの失敗ど同一視しているコメントがあるが、アリアが失敗したのはEVだったから。
恐らくアリアがe-POWERなら大ヒットした。
また、e-POWER専用車なら失敗するというコメントもあるが、ノートはe-POWER専用ながら高くても売れている。
e-POWERはスペックと計算が合わないほどの速さと3気筒でありながら4気筒より不快さが無いエンジン、ブレーキを殆んど踏まなくて良い点が魅力。
ePOWERしかないならそんなに売れないでしょう
他の方も書いてますがアリアの二の舞になりそうですね笑
とにかくリアデザイン、今度こそ失敗しないで!
「モジュール」は「躯体」という意味だからという事は不具合が出たときには、部分(パーツ)交換でなくて、その「躯体」を車から丸ごと降ろして対応という事なるのだろうか?
そうなったら、リコールの時には、修理対応に長く待たされるかもしれない。
2025年度に入ったばっかなのに26年度に発売って、アリアと同じくティーザー開始が早すぎて発売する頃には見飽きて話題にすらならなさそう
期待したのにゴミ確定やん。
開発する金がないからってフラッグシップミニバンとコンパクトカーの心臓が一緒って、消費者舐めてんのか
トヨタもコンパクトカー(ブレイド)とミニバン(アルファード)に同じエンジン使ってましたよ。
e-powerでのエンジンの役割は発電専用て事も知らんの?