2017年10月23日の正式発売以来、広々した車内と誰にでも優しいユニバーサルデザイン、先進安全装備を武器に活躍してきたジャパンタクシー(JPN TAXI)。気付けばもう8年目を迎え、進化の勢いが止まらない!その歩みと最新の一部改良をサクッとチェックしよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:トヨタ
【画像ギャラリー】天井の吹き出し口が乗客も動かせるようになった新型ジャパンタクシーはこれ!(10枚)画像ギャラリー使い勝手や性能を日々カイゼン!
ジャパンタクシーのコンセプトが発表されたのは2013年の東京モーターショー。2015年には次世代タクシーの概要が公表され、2017年10月23日に全国のトヨタ店、トヨペット店でデビューした。
以来ジャパンタクシーは、低床フラットフロアや大開口リヤスライドドアなど「おもてなしの心」を満載したユニバーサルデザインがバッチリ受け、車いすや高齢者、観光客、家族連れまで誰もが快適に乗り降りできる設計が話題に。ボディカラーは街並みに溶け込む深い藍色「深藍」などを用意し、さりげなく上品な存在感を放っている。
その後も進化は止まらない。車いす乗降性を高めたり、Toyota Safety Senseの機能を追加したりしてきた。2021年5月には一部改良を実施、2022年5月には抗菌仕様のシートやシートベルトも採用している。
先進機能&安全装備でさらに安心!
2025年6月2日に行われた改良では、Toyota Safety Senseが対応する事故形態をいっそう拡大、対車両・歩行者だけでなく自転車や二輪車の検知機能が強化され、車線逸脱警報に加えて車線逸脱抑制も搭載された。
さらに交差点での衝突回避支援(右折時の対向直進車や右左折時の横断歩行者・自転車検知、出会い頭の車両・二輪車検知)を追加し、緊急時操舵支援や低速時加速抑制機能も装備して、まさに安心感マシマシの安全性能を実現した。
メーターも意匠をリニューアルして視認性が高まった。。LPGタンク容量は52 Lから58 Lにアップされ、給油ごとの航続距離を伸ばした。乗客の居心地も忘れず、天井サーキュレーターフィンを固定式から可動式に改良して効率的な空調循環を実現している。ドライバーも乗客も、より快適なクルマ時間を楽しめるようになったといえる。
もう8年ともいえるが、まだ8年とも思える。ジャパンタクシーが今後もどんな進化を見せてくれるのか、ワクワクしながら注目したい!












コメント
コメントの使い方タクシー運転手です。
チャチです。ものすごくチャチな車です。その割には値段が高い。運転席は非常に狭く、シートも硬くて疲れます。
お客様がつけっぱなしにした、シートヒーターや、ファンの強弱のオフ(リセット)を運転席から出来ないのが大変不便。空車になったらいちいち降りて後ろの席に行ってOffなどにする必要があります。
車いすスロープが半自動にならなければ、進化とは言えないよね。
都内の乗務員です。天井の吹き出し口は、乗客も動かせるようするのは初代からするべきでした。非常に悪評です。車両が高いので乗れるのは、まだまだ数年先ですね。