アウディの主力SUVともいえるQ3が、ついに第3世代へフルモデルチェンジ! コンパクトプレミアムの枠を超え、フルサイズモデル並みの最新技術を携えて、新たな“基準”となる一台へと生まれ変わった。また日本でもヒットしちゃいそう!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:アウディ
【画像ギャラリー】画像大量! 新型Q3の細部をじっくり見て!!(69枚)画像ギャラリーフルモデルチェンジで新基準へ踏み出すQ3
新型アウディQ3は、プレミアムコンパクト市場で長年ベストセラーだったQ3の第3世代として、6月16日にドイツで発表された。
効率的な内燃エンジンおよびマイルドハイブリッドに加え、最大119kmの電動走行が可能なプラグインハイブリッド(PHEV)モデルを追加。幅広いユーザーに対応する充実したパワートレーン構成が魅力だ。
さらに新型ではアコースティックガラスを初採用し、走行時の静粛性が飛躍的に向上している。Cd値0.30という優れた空力性能と相まって、“静かなプレミアムSUV”への進化が目立っている。
注目のエンジンラインナップは、1.5Lと2LのTFSI ガソリンエンジン(前者が150ps/250Nm、後者は265ps/400Nm)と、2.0TDI ディーゼルエンジン(150ps/360Nm)の3種を用意。いずれも7速Sトロニック・デュアルクラッチトランスミッションを組み合わせ、なめらかな変速と効率性の高さを実現している。MHEV(マイルドハイブリッド)技術も組み合わされ、燃費性能と加速レスポンスが向上している点は見逃せない。
そして今回、初めて設定されたのが「Q3 SUV e-hybrid」として展開されるPHEV。1.5 TFSIエンジンに電動モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムで、システム出力は200kW(272ps)、システムトルクは400Nmを発揮。総容量25.7kWhの大容量リチウムイオンバッテリーを搭載し、最大119km(WLTP)ものEV航続距離を実現している。日常のほとんどを電気のみで走れるスペックが頼もしい。
フルサイズの技術がコンパクトに凝縮
見逃せないのは、デジタルマトリクスLEDヘッドライトの導入。フルサイズモデルで採用されているマイクロLEDモジュール(2万5600個搭載、約13mm幅)がコンパクトセグメント初採用となり、夜間視界をまるで昼間のように照らし出す。
インテリアには、初のステアリングコラムマウント式シフトセレクターとワイパー操作のレバーを組み込んだ新配置が採用され、センターコンソールにはゆとりと収納が生まれたこともポイントだ。
外観ではマットペイントの限定色「マデイラブラウン」や新色「セージグリーン」を展開し、ホイールサイズは17インチから最大20インチまで選択可能。215mm→235mmへのタイヤ拡幅もあって、より力強くエモーショナルな印象が際立つ。
新型Q3は、まさに“コンパクトプレミアムSUVの新たなベンチマーク”と呼ぶにふさわしい一台となっている。フルモデルチェンジを機に走り・快適性能・先進技術すべてが底上げされ、さらに第一線で活躍する存在へ進化。本国ドイツでは夏からオーダー開始、10月発売予定とのことだが、日本にも一刻も早く導入してほしい!







































































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