三菱とフォックストロン契約目前か!! 噂される4.3m級の電動SUVが日本にもほしい件!!!

三菱とフォックストロン契約目前か!! 噂される4.3m級の電動SUVが日本にもほしい件!!!

 台湾のフォックストロン(フォックスコンのEV関連子会社)と三菱自動車の、EV開発に関する契約手続きが順調に進んでいるようだ。三菱の新しいチャレンジがオセアニアから始まるわけだが、オーストラリアは日本と同じ右ハンドル。ならばそのクルマ、日本にも入れてくれないかな?

文:ベストカーWeb編集部/写真:フォックストロン

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フォックストロン、三菱とのEV開発契約を発表!

三菱の新しい挑戦がついに正式スタートか?
三菱の新しい挑戦がついに正式スタートか?

 EV開発について、2025年5月にMOU(覚書)を交わした三菱自動車とフォックストロンだが、その後も、両社の契約作業は順調に進んでいるらしい。両社は今後、電気自動車の設計から製造管理まで、包括的な協力体制を築いていくものと思われる。

 契約の有効期間は2032年3月までと長期にわたるもので、まずはオセアニア市場での展開を視野に入れている。具体的な車両の発売は2026年後半が予定されており、すでに車両の仕様設計や製造体制構築に向けた準備が始まっているという。

「モデルB」ベースのコンパクトSUV投入へ

モデルBは全長4.3m級のクロスオーバーSUV。ロングホイールベースで広い車内を実現している
モデルBは全長4.3m級のクロスオーバーSUV。ロングホイールベースで広い車内を実現している

 今回、オセアニア向けに開発されるEVだが、過去にも報じた通りフォックストロンの小型クロスオーバー「モデルB」がベースになると予想されている。

「モデルB」は全長4.3m級の小型SUVで、2800mmというロングホイールベースが魅力。プラットフォームはフォックストロンのEV統合規格「MIH」だが、ホイールベースが長い分、車内は同サイズのホンダWR‑Vや日産キックスよりもゆとりあるものになるだろう。

 モデルBのエクステリアは伊ピニンファリーナが手がけたが、三菱は当然フロントマスクなどに手を入れるものと思われる。駆動方式はリアモーターのRWDと、デュアルモーターの4WDが選択可能で、シングルモーターなら170kW(約230ps)の出力を想定。バッテリーは60kWhのリン酸鉄リチウムイオン電池を搭載し、航続距離は約500kmと見込まれている。

 ちなみにモデルBは台湾の裕隆汽車が先行して「ラクスジェン n5」という名で発表済み。三菱向け車両はその兄弟車となる見通しだが、オセアニア向けなら日本と同じ右ハンドル。日本導入のハードルは低いと思われるのだが、はたしてどうなる?

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