2026年に日産は新型キックスを発売するというが、新世代e-POWER搭載の噂もあり、価格アップが気になる。となると注目したいのが、ブラジルで世界初公開された新型SUV「カイト」だ。現地価格は約300万円と手ごろなうえ、フロントマスクがチョーカッコいい。この価格帯の新型SUVが日本にもほしいのよ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:日産自動車
【画像ギャラリー】薄目のライトがカッコイイ「カイト」の内外装をタップリ見てよ!(32枚)画像ギャラリー新型キックスの価格上昇が気になる今だからこそカイトに注目!
前述の通り2026年登場予定の新型キックス(※北米発売済みモデル)は、第3世代e-POWERを搭載するという話があり、走りや効率面での進化には大いに期待が集まる一方、気になるのが価格である。電動化が進むのは歓迎だが、車両価格が大きく上がってしまえば、キックス本来の魅力である身近さが薄れてしまう。
そこで浮上するのが、ブラジルで生産される新型SUV、日産カイトだ。現地価格は2万ドル程度、日本円で約300万円というから、昨今のSUV市場を考えればかなり現実的。手頃な価格帯でありながら、最新世代のSUVとしての体裁をしっかり整えている点がポイントで、価格と内容のバランスは非常に良好に見える。
初代キックスベースでも新車感充分なデザインと実用性
カイトは初代キックスをベースとするモデルだが、フロントマスクは最新の日産デザインを採用し、ひと目で新しいと感じさせる仕上がりとなっている。これなら「中身は旧型」という印象は薄く、新車感は充分。キックスのラインアップをてこ入れする存在として、これほど分かりやすい一手はないだろう。
ボディサイズは全長4.30m、ホイールベース2.62mと、このクラスとしては余裕のある設計で、荷室容量も432リットルを確保している。日常使いからレジャーまで対応できる実用性を備えつつ、SUVらしい存在感もある。ブラジル産という点はあるが、20か国以上への輸出が予定されており、グローバルモデルとしての完成度も高い。
ボディがわずかに大きくなり、価格上昇が懸念される新型キックスとは別軸で、手頃で魅力的な選択肢としてカイトを用意する。日産にとっても、ユーザーにとっても、なかなかにおいしい話ではなかろうか。
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