■安全装備の拡充と伝統の車名が終了
2020年4月17日、トヨタはハイエース(バン、ワゴン、コミューター)を一部改良して、2020年5月1日より発売する、と発表した。
変更内容は主に安全装備のオプション設定を拡充。
【画像ギャラリー】噂の次期型ハイエースと在りし日のレジアスエースと改良型ハイエース
車両後方のカメラ映像を映し出す「デジタルインナーミラー」、車両を上から見たような映像をナビゲーション画面へ表示する「パノラミックビューモニター」、アクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与する「インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]」の新規オプション設定などがあげられる(いずれもAT車のみ)。
また、オプティトロンメーターに4.2インチTFTカラーのマルチインフォメーションディスプレイを採用し、視認性、利便性を向上している。
今回の一部改良により、車両本体価格は(グレードによって異なるが)約8万円の値上げとなる。
今回の一部改良で、(ハイエースの姉妹車でバッジ違いの)ネッツ店の専売車種名であった「レジアスエース」が販売を終了した。2020年5月から全国で実施される、トヨタの販売チャンネル統合を受けての措置と考えられる。
1997年に「ハイエースレジアス」として登場し、1999年からは「レジアス」(2002年まで)、また同年からは「レジアスエース」として発売していた伝統の車名は、静かに日本新車販売市場から退場する。
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