高級ミニバンは、いつでもゆったり走ればいいとは限らない。家族を乗せた街中、雪道、ひとりで楽しむワインディングでは、欲しい走りが違う。新型日産エルグランドは、そんな場面に合わせて走行特性を変えられる6種類のドライブモードを用意した。
文/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】ミニバンなのに疾走感ありすぎなエルグランドの走行ショットを一挙公開!!(10枚)画像ギャラリー快適、燃費、雪道、スポーツを選び分け!
新型エルグランドのドライブモードは、コンフォート、エコ、スタンダード、スノー、スポーツ、パーソナルの6種類。加減速やステアリングなどの特性を、走る場面や乗員に合わせて切り替えられる。
まず普段使いの基本となるのがスタンダード。加速、操縦性、乗り心地のバランスを取った標準設定で、迷ったらこれを選べばいい。
家族を乗せた長距離移動ならコンフォートだ。アクセル操作や車体の動きを穏やかにし、ドライバーだけでなく同乗者のくつろぎを重視。前後モーターを制御するe-4ORCEと電子制御サスペンションを生かし、加減速や旋回時に身体が振られにくい走りを狙う。
一方、燃費を優先したい街中ではエコ。加速反応をマイルドにし、無駄な電力消費や発電を抑える。コンフォートが「乗る人の心地よさ」、エコが「燃費」を第一に考えた設定という違いだ。
雪道などの滑りやすい路面ではスノーの出番。前後モーターによる駆動力を路面状況に合わせて制御し、不用意なタイヤの空転を抑えながら安心感のある走りを引き出す。
ひとりで走るならスポーツもアリ!
大柄なミニバンだからといって、運転する楽しさを諦めてはいない。スポーツを選べば、より力強い加速感と、思いどおりに曲がる気持ちよさを重視した特性へ変化する。高速道路への合流や追い越し、ワインディングでは、第3世代e-POWERとe-4ORCEの実力を味わえそうだ。
残るパーソナルは、好みの特性を組み合わせられるモード。6種類すべてが固定された設定というより、5つの基本モードに「自分仕様」を加えた構成と考えるとわかりやすい。
日産が紹介する使い分けも具体的だ。市街地ではエコ、雪が舞う山道ではスノー、高速道路ではコンフォート。1回の旅行でも、道に応じて最適なモードは変わるのだ。
しかも選択したドライブモードは、パワーをオフにしても記憶される。毎回スタンダードへ戻されず、次に始動した際も好みの設定を引き継ぐのは便利。
後席をいたわるコンフォートから、ドライバーを喜ばせるスポーツまで用意した新型エルグランド。6つのモードは飾りではなく、「誰を乗せ、どこを走るか」に合わせて使い分けてこそ価値があるのだ。
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