2026年7月のマイナーチェンジで、フィットはX、Z、RS、クロスターの4タイプ構成になった。価格重視、快適性、スポーティー、アウトドアと役割は明快だが、ガソリン車とe:HEVの違いもあり、選択は意外に悩ましい。価格と装備からベストグレードを決めよう。
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカーWeb編集部、ホンダ
【画像ギャラリー】グレード整理されたけど……一斉改良は激アツ! フィットファミリーをイッキ見!(17枚)画像ギャラリー安さならX、走りならRS、遊びならクロスター
エントリータイプのXは、ガソリンFFが180万6200円、e:HEV FFが223万8500円。Honda SENSINGや電子制御パーキングブレーキ、オートブレーキホールドなど、日常で欲しい基本機能はしっかり備える。見栄や豪華装備にこだわらなければ十分な内容で、とにかく安く買うならガソリンXが正解だ。
いっぽうRSはe:HEV専用で、FFのみの289万9600円。専用サスペンションや専用タイヤ、3つのドライブモード、減速力を4段階で選べる減速セレクターを採用する。さらにHonda CONNECTディスプレー+ETC2.0車載器、ワイヤレス充電器、前席シートヒーター、ステアリングヒーターまで標準装備。価格は高いが、走りと装備を妥協したくない人には魅力的だ。
クロスターもe:HEV専用で、FFが273万5700円、4WDが295万5700円。SUV風の外装と最低地上高の余裕が特徴で、ステアリングヒーターや前席シートヒーターも備える。全幅は1725mmとなるため3ナンバーだが、キャンプや雪道で使うなら4タイプで最も頼もしい。
総合ベストは249万9200円のe:HEV Z!!
最もバランスがいいのはe:HEV ZのFFだ。価格は249万9200円で、e:HEV Xより26万700円高い。だが、RSと共通イメージの前後バンパー、本革巻3本スポークステアリング、前席シートヒーター、UV+IRカットガラス、リアセンターアームレストなどが加わり、日常の満足度は大きく上がる。
e:HEVならではの滑らかで力強いモーター走行も魅力。WLTCモード燃費は28.4km/Lで、価格、走り、快適性の釣り合いがいい。ガソリンZは214万5000円と35万4200円安いため、年間走行距離が短ければこちらも合理的だが、フィットらしい電動感まで味わうならe:HEVを選びたい。
結論は、安さ最優先ならガソリンX、運転を楽しむならRS、アウトドアと雪道ならクロスター4WD。そして大多数のユーザーに勧めたい2026年型フィットのベストグレードはe:HEV Z。装備を欲張りすぎず、物足りなさも感じにくい本命だ。
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