2017年7月10日(月)、トヨタの世界戦略車である新型カムリが発表される。ここではすでに公表されている情報と、当社が掴んだ情報に考察を加えて紹介したい。
文:ベストカーWeb編集部
■初代登場から37年
1980年に初代がデビューしたカムリ(当初はセリカの4ドアセダン版という位置づけだった)。
以来37年間、ミドルクラスセダンとしてトヨタのラインアップの一角を占め続けてきたが、この車が真価を発揮したのは北米市場。
独特のフォルムと高い信頼性、広々とした後席が評価され、アメリカマーケットで高い人気を誇っており、アメリカだけで年間50万台規模で売れ続けている。
そんなカムリが10代目となって、7月10日に発表される。
これはちょっと「おっ!」と思うカッコよさではなかろうか。
現行型と同じく、新型カムリもハイブリッド専用モデルとなる。パワーユニットは2.5L直4エンジン+モーターで、プリウスから始まったTNGAコンセプトに基づいた新開発プラットフォームが採用されており、JC08モード燃費は30.5km/Lまで高められている。
注目の価格は、
X 329万4000円
G 349万9200円
Gレザーパッケージ 419万5800円
TRD仕様やモデリスタ仕様の外観もすでに発表されており、かなり挑戦的なスタイリング。
アメリカでは大ヒットモデルだが、なにしろ日本では月販1000台に届かない車種なので、むしろ「よく見かけるような車には乗りたくない」という個性派にお薦めしたい一台。
【新型カムリ 主要諸元(一部予想)】
- 全長4880mm×全幅1840mm×全長1450mm
- ホイールベース2820mm
- 車両重量1550kg
- JC08モード燃費28.0〜30.5km/L
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