全国のディーラーを月に200店舗回り、生の情報を仕入れてお伝えする「販売店の鬼」遠藤徹氏。
本記事ではそんな遠藤氏が掴んできた情報をお届けします。今回は期せずしてトヨタ特集です。
文:遠藤徹
ベストカー2017年7月26日号
■カローラは10月にも最終のマイナーチェンジ
トヨタは、2017年年10月にもカローラシリーズ(アクシオ&フィールダー)をマイナーチェンジする見込みです。
カローラは2018年夏にはフルモデルチェンジを控えていることから、今回は現行モデル最終の改良となります。
ガソリン車、ハイブリッド車ともに内外装のデザイン変更、クォリティアップ、使い勝手&燃費の向上などが行われます。
燃費面の改良はハイブリッド車を中心に行われ、LEDヘッドランプの標準装備車も設定されます。
なお、現行モデルは8月いっぱいでオーダーストップとなる見通しです。
■ランクルプラドマイチェン、ハイラックス登場
トヨタは9月2日、ランドクルーザープラドをマイナーチェンジし、同日発売します。今回の改良は、内外装のデザイン変更と安全対策強化が中心になります。
フロントまわりはヘッドランプとグリルのデザインを変更。
上級モデル「200」のようなバンパーまで切れ込んだ大型フロントグリルとなり、見栄えをさらによくします。また、安心パッケージの「トヨタセーフティセンスP」を標準装備します。
また9月には新型ハイラックスが発売される予定。こちらは2015年からタイとオーストラリアで販売されているモデルで(日本にはこれまで輸入されていなかった)、
現地での販売好調と日本での要望により日本市場導入が決定したという。
■ヴェルファイア&アルファードは11月に新型へ
この9月から年末までに登場するトヨタ全系列店の新型ラインアップの顔ぶれが判明しました。
各系列の新ラインアップは、トヨタ店は9月2日にマイナーチェンジや新規投入のランドクルーザープラド&ハイラックス、
トヨペット店は11月頃にマイナーチェンジするアルファード、カローラ店は10月にマイナーチェンジするカローラシリーズ、そしてネッツ店は11月頃にマイナーチェンジするヴェルファイアです。
アルファードとヴェルファイアの新型車情報に関しては、まだ時期だけで詳しい情報は入ってきていません。さらに調査を進めていきます。
このほか、全系列店扱いのアクアにカスタマイズモデルのG’sの後継モデル投入などもスケジュールに組み込まれています。
こちらの登場も楽しみです。遅くとも今秋の東京モーターショーには出展予定。
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