スズキ初の軽乗用EVとして登場を控える新型e SKY。航続距離や充電性能に注目が集まりがちだが、実際に走らせるとどうなのか? 今回は正式発売を前にプロトタイプをクローズドコースで試乗! 軽BEVを実際に所有してきた目線だからこそ気になる加速感や乗り味、静粛性などをじっくりチェックしてみた!
文:GOOD CARLIFE Channel/ゼミッタ・徳田悠眞/写真:ベストカーWeb編集部
【画像ギャラリー】軽ハイトなことを忘れるほどの走り!! 注目のe SKY全開走行ショットがコレ!(11枚)画像ギャラリー64psでも想像以上に速い! 軽BEVらしからぬ走り
軽BEVのラインアップが増えつつある昨今、スズキから初の軽乗用EVがまもなく登場! 航続距離や充電性能など、ライバルに優る点が多い新型e SKYだが、走りも侮れない!? 一足先に試乗したので、軽BEVオーナー目線で気になる点をピックアップする。
今回はクローズドコースでプロトタイプに試乗。まさかのサーキットだったが、それほど走りに自信があるということか。ワクワクしながらコースに出ると、まずは電気自動車らしく、トルクフルでスムーズな加速。スペックシートを見ずに乗ったので、体感は愛車のekクロスEVと同程度かと思いきや、64ps/133Nmと意外にトルクを抑えたセッティング。
だが、これでも不満はなく、十分に速い。スラローム区間の出口でパッとアクセルオンすると思わずホイールスピンするほどのレスポンスもあった。
大容量バッテリーを床下に搭載するのはEVのお決まりだが、新型e SKYは26kWhと軽モデルにしてはまずまず大きい。また、「HEARTECT-e」プラットフォームを軽初採用し、バッテリー保護の観点も含めてフロア剛性を高めてある。それらの効果でハイトモデルとは思えぬ安定した走りを見せた。剛性感も乗用車顔負けレベルと言ってもいい。
静かでワンペダル感覚もイイぞ!
軽自動車に乗ったことがあれば共感してもらえるだろうが、登坂路でアクセルを踏み込むとエンジンが唸り始め、「頑張ってる感」が相当に出る。ターボエンジンなら少しマシとはいえ、それでもパワーを出すには回さなければいけない。
しかし、EVはどれだけ踏んでも静かなまま。あの騒がしさから解放される。また、ガソリン車だとアイストからのエンジン再始動でキュルキュル音やブルブル振動が発生するが、それも当然ない。80km/h前後で風切り音が目立ち始めるものの、コスト面にシビアな軽自動車ゆえに仕方がないだろう。
イージードライブペダルを採用したことで、街乗りの加減速はほぼワンペダルと想像がつく。アクセルオフ時の減速度もそこそこ強い。一方、サクラ・ekクロスEV同様に完全停止はせず。N-ONE e:のシングルペダルコントロールは停止までアシストするが、どちらがイイかは好みだろう。
滑らかな乗り心地は確認できたが、165/65R14タイヤにしてはやや硬めかと思う。このあたりは量産車かつ公道試乗時に改めて評価したい。また、スペーシア同様のADAS(運転支援システム)を採用。加減速+操舵アシストも行うので、高速ドライブ時も安楽に走れることだろう。
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