駆動方式の異なる2タイプのパワートレイン
購入検討者を悩ませるのが、パワートレインの選択だろう。GLBのグレードは、売れ線と目されるクリーンディーゼル車と上級仕様となるガソリン車の2タイプしかないからだ。
メルセデスでも人気が高いクリーンディーゼル仕様は、前輪駆動仕様となる「GLB 200d」となる。2.0L4気筒クリーンディーゼルターボを搭載し、最高出力150ps、最大トルク320Nmを発揮する。
いっぽう、ガソリン仕様は、AMGラインによるスポーティなエクステリアと最新の4WDシステムを備えた「GLB 250 4MATICスポーツ」で、2.0L直列4気筒ターボエンジンを搭載。
最高出力224ps、最大トルク350Nmを発揮する。いずれもトランスミッションは、新開発の8速DCTのみとなる。
性能重視なら、選択は「GLB 250 4MATICスポーツ」となるが、アウトドア派やロングドライブ派には、経済性と性能のバランスに長けたクリーンディーゼルと4WDの組み合わせがないことが、やや残念に映りそうだ。
ただ日本のファミリー層には、価格やサイズ、もしもの7人乗りタイプなど、痒いところに手が届くパッケージとなっており、一躍人気車となる可能性も秘めている。
そうなれば、更なるバリエーションの追加も期待できそうだ。
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